第6話

5.
347
2019/01/21 10:17
美月
おはよ!
手に重い荷物を持ちながら挨拶をする
仁
おはよ〜
テオ
テオ
おはよ〜
仁
なんか荷物多くね?
確かにじんとテオのに比べたら私のは少し大きめだ
美月
寒がりだから防寒着いっぱい持ってきたのw
あーと納得したように頷く2人
仁
重いでしょ?持つよ
そう言うと私の荷物を持ち上げてくれるじん

こういうとこ優しくて好きなんだよなぁ
美月
ありがと〜
テオ
テオ
なにじんたんだけかっこつけちゃって!
俺もかっこつけたい!
仁
じゃあ沙織の荷物持ってあげなw
そう言い指差した先には沙織が別れ道で待っていた
美月
沙織おはよ!
沙織
沙織
おはよ〜
あれ美月荷物は?
仁
あーそれなら俺もってる
少し持ち上げて沙織に見せるじん
沙織
沙織
そーなんだ、
やば、少しへこんでる
美月
...ねね!じん沙織の荷物持ってあげてよ!
仁
へ?
じんから自分の荷物を取る
仁
べ、別にいいけど...
そう言うとしぶしぶ沙織の手から荷物を取る
テオ
テオ
じゃあおれ美月の荷物持つわ!
テオも続いて私の荷物を取ってくれる
美月
おぉ、ありがとっ
沙織
沙織
あ、ありがとじんくん
ふぅ、なんとかいい展開に持っていけた


そこから少し歩いてバスについた
美月
あったか〜い!
バスの中は暖房がきいててとてもあったかい
沙織
沙織
これであったかい飲み物あったら最高だよねw
うんうんと3人で頷く
仁
てか、絶対美月寝るじゃんw
美月
そういうじんもでしょ?w
すかさず言い返す
仁
俺は絶対寝ないから!
美月
いっつも寝坊してるくせに?
仁
それは朝でしょ!
美月
今も朝だよ!
うっ、と言葉につまるじん


よし、勝った
男子生徒
お前ら朝から夫婦喧嘩はやめろよな〜ww
美月
んなっ!そんなんじゃないから!
クラスのみんなが笑う
美月
もう、じんも言い返してよっ
そう言いじんの方を向くと何故か少し顔が赤い
美月
じんどーした?
仁
いや、なんでもなぃ...
ふーん変なの


そんなことを思っていたらバスが出発した

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