見えた‼
生まれて初めて、幽霊を見た‼
怖い❗怖い❗
僕は、恐怖のあまり
ヒロト「ダァ〰ハハハッ❗❗(笑)」
大爆笑してしまった😂
怖い❗体の震えが止まらない❗
大爆笑❗
笑いも止まらない
アイリ「兄様、失礼よ」
ヒロト「ごめん でも、怖くって❗ 自分の感情が、わからない」
アイリの、手を離した
消えた 見えない
また、手を握って
見えた❗
スイッチの ON OFF みたいだ
手を握って 見える 離すと 消える
見える 消える
見える 消える
見える 消える
ヒロト「ダァ〰ハハハ‼❗(笑)」
大爆笑❗
アイリ「兄様 ❗❗」
ヒロト「ごめん、 もう、怖くッて、怖すぎて、ドツボにはまって でも、なにかを訴えたいって、この人が、言っていることが、分かるの⁉」
アイリ「ううん、わからない 私は、ただ見えるだけ、幽霊の声は聞いたことがない。」
ヒロト「へぇ〰」
アイリ「霊視とか、シックスセンスとか、言うんだけど、それも、その人が、死んだ瞬間の姿が見えるの。電車にひかれて亡くなった幽霊を見るのは、初めて」
ヒロト「アイリの声は相手に聞こえているのか⁉ 話しかけてみれば。」
アイリ「わかった。やってみる。」
アイリは、大きく深呼吸して、気持ちを落ち着かせて、
アイリ「私の声が、聞こえますか⁉」
反応がない
ヒロト「聞こえないのか⁉ それとも、返事できないのか⁉」
アイリ「でも、聞こえてはいると思う。少し顔が、表情が微妙に動く」
ヒロト「傷だらけで、幽霊になっても、頷くことも、できないのか⁉まばたきも、できないのかな⁉」
アイリ「まばたき❗兄様、ナイス👍」
⁉
アイリ「私の声が、聞こえますか⁉聞こえたら、まばたきしてください」
まばたきした 反応した❗
アイリ「今から、あなたに質問します yesなら、まばたき、一回 Noなら、まばたき二回 わかりますか」
まばたき、一回 yes
アイリ「あなたは、戸川 照之さん、ですか⁉」
まばたき、一回 yes
アイリ「OK👍なんとか、なりそうね❗」
スゴい❗人類史上、初めて、幽霊との、コミュニケーションに成功した❗
駅のホームの階段下で、 16才の女の子が❗
誰も、信じてくれないだろうけどね
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。