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2021/06/13

第6話

勇者と魔王
「おのれ人間風情が調子にのりやがって!今に見ているがいい。俺はまた力を蓄えここに帰還し貴様らを皆殺しにしてくれよう!」

そう言って魔王はゲートを開き、その中へと消えていった。



「魔王に勝ったぞ!!」

「これで世界は平和になった!!」

戦いに生き残った戦士たちが刀を捨てて味方どうしで抱き合い涙を流しながら喜び合う

「どうするの"さとみくん"」

戦士たちが喜びに浸っている中、ころんが俺に問いかけた

「もちろん俺は奴を追う。まだ奴は生きてんだ…俺の手で奴を葬る」

あいつだけは…魔王だけは…絶対に俺が

「でも、ゲートの先はどこに繋がってるか分かんないよ。」

「それでも行く。それが俺の使命だ」

何より、魔王を生かしておけば宣言通り奴はこの世界に戻ってくる。そうなる前に俺が…

「俺は先に行く。お前は少しここに残って戦士や村の人たちの事を頼んだ」

「気おつけてね」

「おう」

俺はその場を離れ、今にも消えてしまいそうなゲートの中に飛び込んだ