第11話

10.
3,465
2023/03/14 22:06

[Mark]



あなた
おっぱ、…
Mark🐯
ん?



メンバーの個人撮影が終わり
楽屋に戻ろうとした時、

あなたに腕を掴まれた



いつもと違う
声色、表情、動作が
俺を不安にさせた


Mark🐯
あなた疲れた?


あなたの両肩に手を置き
顔色を見ようと顔を覗き込んだ

あなた
しんどい、…




するとあなたが
ぼふっと抱きついてきて

俺はそれを受け止めた


Mark🐯
俺がひょん達に言っとくから
Mark🐯
あなたは休もう
あなた
うん、…


あなたが目をつぶったのを
確認して楽屋に連れていき、

俺はグループチャットに




Mark
あなたがしんどいと
言っているので休ませますね


と送信した



思えば、

最近活動に活動が重なって
忙しい日が続いていた


マネージャーひょんに
相談すべきだったのか、


もう少し俺が気遣ってあげれば
良かったのか、



……そんなことは考えているだけ無駄に感じた




今はとにかく目の前で眠るこの子を
優しく見守っていたい



____________………
[You]





Johnny🐟
ドンヒョガー、ご飯食べよう
Haechan☀️
もうちょっと後にします
まだお腹すいてないし
Johnny🐟
心配なのはわかるけど
あなたはただ睡眠をとってるだけだよ、
Haechan☀️
…………、




ジャニおっぱとドンヒョギおっぱの
声が聞こえ目が覚めた
あの楽屋の白い天井じゃなくて
見覚えのある天井が視界に広がる


Haechan☀️
あなた、?
Haechan☀️
起きた…?



ドンヒョギおっぱは
眉をひそめ、私の手を握った


あなた
宿舎…?
Haechan☀️
そうだよ、
Johnny🐟
僕が寝てるあなたを運んだんだよ
あなた
え、えぇ…/
Johnny🐟
ㅎㅎㅎ

Haechan☀️
もうしんどくない…?
Haechan☀️
あ、いやしんどいか
Haechan☀️
しんどいよね



落ち着きなく
ドンヒョギおっぱの独り言が飛び交う


いつもと違う様子が、
少し変に感じる


Haechan☀️
僕がここにいるから、
Haechan☀️
まだ寝てていいよ




と、私の頭を心配そうに撫でる


後ろに立っている
ジャニおっぱは目を丸くした
私も、

普段なら言わないようなことを
こんな風に言われるなんて
思っていなくて驚いた


あなた
ありがとう、







Doyoung🐰
あぁ、そういえばそうだったね


Haechan☀️
、ひょん!?
Taeil🌕
ね?言ったでしょ


ドアからずっと覗いていたのか、

ドヨンおっぱとテイルおっぱの
会話でまた目が覚める


Haechan☀️
な、なに?
Taeil🌕
あなたは疲れてると
敬語が抜けてタメになるんだよ
Doyoung🐰
練習生の時からそうだよね
Johnny🐟
そうそう


年上組が、にこにこと
そんなことを話している


Taeil🌕
可愛いねㅎㅎ
あなた
もう、なんですか/
Doyoung🐰
あ、戻っちゃった


















𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹▶︎

プリ小説オーディオドラマ