あなた side
サナが無事に退院できて本当に良かった。
グクはなにか自分に言おうとしてたっぽいけど、
まぁ気にしないでいいや
どうせ大したことじゃないし、
自分の役目は
"救える命を救う"
ただそれだけだから。
佐々木:先生!!何ボーッとしてるんですか?
あなた:あぁ、別になんでもない。
佐々木:そうですか?先生に聞きたいことがあるんですけど…
あなた:なんだよ
佐々木:先生って彼氏いるんですか?
あなた:はっ?
佐々木:どっちですか?気になる人でもいいので!!
あなた:居たとしてもなんでお前に教えなくちゃいけねーんだよバカ。
佐々木:工エエェェ(´д`)ェェエエ工いいじゃないですか!!教えてくださーい(ㅅ˙ ˘ ˙ )♡
あなた:ッチお前声でかすぎんだよバカ((ボソッ
佐々木:すっすいません、一生のお願いです“〇| ̄|_
あなた:ってかなんでお前がそんなこと聞くんだよ
佐々木:Σ:(;゙゚'ω゚'):ギクッ!
あなた:まさか……誰かにお願いされたのか?
佐々木:なっなに言ってるんですか〜〜(^_^;)…ァハハハ
そんなわけないじゃないですか〜( ̄▽ ̄*) ・・・ァハハ…💦
あなた side
こいつが頭をかいてるってことは嘘をついてる証拠
でも誰がそんなことを佐々木にお願いするんだ?
水谷?
いや、あいつはそういう目で自分のことを見てない。
じゃあ本当にこいつ(佐々木)が気になってるだけか…?
いや、それは100%違う。
絶対誰かに聞いてって言われたに違いない。
……グク?
可能性は0でも100でもないけど、有り得るっちゃ有り得るか…
ん?
奥の壁の後ろの方が騒がしい…
あ
今、グクとテヒョンとモモが見えた。
?:ちょっバレる…?!静かにせい!!((ボソッ
今の声は確実にサナだな…
ふーん、そういうことか。
グク達からお願いしたんだ、佐々木に。
あの時、自分に言おうとしてたけど言えなかったから、佐々木にお願いした。
そう考えたら突っかかることはないな。
佐々木:先生、お願いしますお願いします🙇♀️🙏
あなた:はぁ…
そんなに気になるのか?
佐々木:ハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイ気になります気になります!!!!!
あなた:付き合ってる人も気になってる人もいない。
これで満足か?
佐々木:あっありがとうございます、あとあの恋人は欲しいですか?
あなた:はぁ…どんだけお前の質問に答えなくちゃいけないんだよ
佐々木:おっお願いしますよ〜
あなた:恋人なんかより難病の人を治すことができる力が欲しいよ。
佐々木:いや、でも恋人のお陰で幸せホルモンが増えて仕事にヤル気がでて難しいオペが成功するかもしれませんよ!!
あなた:恋人ができてそんな物事上手くいくとかほんとうに思ってんのか?
佐々木:ッそれは…
あなた:余計ストレス溜まるに決まってんだろバカ
佐々木:確かにストレスは溜まるかもしれないけど、それ以上に楽しくて幸せになりますよ!!先生だって好きな人と一緒にいたら幸せじゃないですか?例えば、過去に付き合ってた人との思い出は楽しい思い出ばかりじゃないですか?
BANGTWICE: ……
あなた:はぁ……過去と今は関係ないだろ。
あと、
自分は患者さんの命が1番だ。
仕事をしている時もご飯を食べている時もお風呂に入っている時も寝る時も
四六時中ずーっと患者さんのことを考えてる。
「患者さんにとってなにが最善なのか」
「患者さんの容態が少しでも良くなるには自分達医者はどうすればいいのか」
自分はそういう人なんだよ。
"自分にとって患者さんの命は世界一尊いんだよ"
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。