第71話

ろくじゅうなな
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2020/04/23 22:50
 









バタンッ!!



















あなたはとても急いで部屋を出た。























看護師:先生?!

















佐々木:先生!?




















BANGTWICE:あなた?!



























あなたは緊急オペ室に入った。























水谷:石田?!どうしたんだよ




















オペに携わっていた看護師達もこちらを凝視する。






















あなた:ハァハァ……愛ちゃんは期外収縮の心室頻拍じゃない!!

















水谷:どういうことだ?!


























あなた:心筋梗塞で心室頻拍が出たことによって心室細動の不整脈に移行したんだ!!
←より怖い不整脈




















水谷:心筋梗塞はもう完治したはずじゃ
←愛ちゃんは元々心筋梗塞だった





























あなた:再発したんだ


































水谷:嘘だろ…じゃあどっちの手術をしなくてはいけないんだ、、?





























あなた:もう手遅れだ…



























水谷:そんなこと言うなよ…


























まだ6歳なんだよ…
































あなた:最期に親御さん達と会えるように、今は薬剤を服用して遅らせよう
































水谷:そうだな…俺たちにはそれしか出来ないな……




























あなた:とりあえず薬剤を服用しよう、私も手伝う。

































そうしてあなたと水谷は愛ちゃんの体に薬剤を服用させた。













































キーン ←オペ室が開く音

























お母さん:先生!!愛ちゃんは大丈夫なんですか?






















オペ室からは白衣を着たあなたと水谷が出てきた。
































佐々木💭また働いてるし、先生…
















BANGTWICE💭あなたオペしたんだ…




































あなた:愛ちゃんは…あと最大でも12時間、最低で4時間した保ちません。































お母さん:嘘でしょ…









お母さんはその場に倒れこんだ。






























佐々木💭えっ……










BANGTWICE💭えっ……
 












佐々木とBANGTWICEもあなたの口から出た言葉があまりにも衝撃すぎて開いた口が塞がらない。






















あなた:愛ちゃんは心筋梗塞が再発していました。






そのうえ期外収縮の心室頻拍は心筋梗塞などの心臓病である人は、心室細動という最も不整脈の中で恐ろしい不整脈に移行してしまいます。






愛ちゃんも移行していました。




























今は薬剤を服用して病状を遅らせています。





























1分1秒でも多く最期まで愛ちゃんの傍に居てあげてください。
























お母さん:うっうわぁぁぁ(´இ□இ`。)°






















あなた:新村さん…愛ちゃんは小さい体ながら恐ろしい病と必死に戦いました。今も薬剤を服用して必死に息絶えています。









 


















お母さん:(๑o̴̶̷̥᷅ ௰ o̴̶̷̥᷅๑)愛ちゃんは今、、


















あなた:愛ちゃんは今特別室にいます。佐々木、新村さんを案内してくれ。



















佐々木:はっはい!…… 新村さん、























佐々木は新村さんを特別室に連れて行った。













































水谷:ありがとう、石田…





























あなた:なんでだよ…


























水谷:もしあの時石田が教えにきてくれなかったら、愛ちゃんの最期を遅らせることは不可能だった。やっぱりお前はすごいよ…































水谷: ……なんで小さい子どもが恐ろしい病と戦わなくちゃいけないんだよ























































あなた:ずべこべ言うな、お前にはまだ救わなくちゃいけない命が沢山あるだろ。

























水谷:そうだな…



































BANGTWICE: ……

























水谷:石田はもう帰りな、お疲れ…









































?:愛……!!









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