佐々木: ……ん
ここは……どこ?
真っ白い天井にふわふわの黒い布団が私にかかっている。
佐々木:どこ…?
?: ……目覚ましたか
佐々木:えっ…先生?
あなた:看護士なのに自分の体調管理を出来ないとかバカかよお前
佐々木:すっすいません…
バカだな私…
先生に認めてもらいたいがままに死ぬ気で働いて勉強して倒れるとか…
佐々木:グスンッ先生に認めてもらいたくて、頑張って倒れるとか…私本当にバカですよね……
あなた:あぁ本当にバカだな
佐々木:私やっぱり看護師向いてn
あなた:誰でも失敗はする。
佐々木:えっ……?
あなた:完璧な人間なんてこの世にいない。
お前だってそれぐらいは分かるだろ?
佐々木:そうですけど…
あなた:完璧じゃなくても、自分が出来る限りのことを出来ればそれは凄いことなんだ。
自分に完璧を求めるな。
佐々木:先生…ありがとうございます(´;︵;`)
あなた:まぁお前が一人前になるには100年は余裕でかかるな
佐々木:うっうるさいです!!
あなた:自分がお前を一人前に育ててやる
佐々木:(゚ω゚)えっ...先生今なんとおっしゃいm
あなた:だから、お前を一人前に育ててやるって言ってるだろ
佐々木:それって…
あなた:はぁ…覚悟しとけよ
佐々木:あっありがとうございます┏○
あなた:お前とりあえず1週間休め。
佐々木:なっなに言ってるんですか?!
あなた:そんな弱った体じゃ危ない
佐々木:わっ私は大丈夫でs
あなた:黙って言うことを聞け、
"お前のためを思って言ってんだからよ"
佐々木: …///
こんな感じで単純に先生にハートを撃ち抜かれました。
1週間後……
佐々木:皆さん、おはようございます!!
看護師長:佐々木ちゃん!!体調もう大丈夫?
佐々木:はい!!元気いっぱいです(๑ ᴖ ᴑ ᴖ ๑)
水谷:あっ佐々木ちゃん!!
佐々木:水谷先生!!
水谷:元気そうで良かったよ(^^)
無理しすぎないでね。
佐々木:お気遣いありがとうございます!!
でももう大丈夫です😊
あと、あの……
水谷:ん?
佐々木:石田先生を見かけませんでしたか?
水谷:石田先生なら、今医院長室で作業してると思うけど、
佐々木:ありがとうございます🙏🏻
では┏○ペコッ
私は走って医院長室に行った。
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"ミリア" さん 温かいコメント本当にありがとうございます😭
そしていつも、お気に入り⭐&作者を応援❤&フォローを押してくださった方々本当にありがとうございます!!
これからもよろしくお願いいたします😍🙏
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。