といい片手にハンカチを持って少し下を向くあなた
そう。今日いきなり舞踏会当日!!!
ガチャ
ふわふわしたオレンジ色と黄色が混ざった向日葵のようなドレス
まるで庭でお嬢様と一緒に見た太陽に向かってキラキラ光る向日葵のようだ。
髪飾りには緑色の葉っぱのような可愛いちょっとした髪飾り。
髪は団子のように少し上げてからその下に下ろす感じ。
はぁ…そんな事言われても…
といいドレスを少し払い前を向く
外へ行くとルベッセ伯爵とお母様、お父様がいた
何かを話しているようにも見える
その背景には馬車が沢山並んでいて見るからにもめちゃくちゃ豪華でデカい
思わず口にしてしまう程ね!
といいこちらを向いて手を振っているルシア。それに気づいてルベッセ伯爵とお母様、お父様が同時にこちらに振り向く
といい少しドレスを持ち上げペコッと礼をする
少し微笑むルベッセの後ろにはパアァァと華麗な花が咲いているようだった
といい馬車の前で手を表にして待っているルベッセ伯爵
と小声で言い手を取り馬車の中へ入っていくあなた
中も豪華で何よりこれまで乗ってきた馬車より広いっ!!!
窓を見るとショッピとついてきていた執事達が頭を下げて「行ってらっしゃいませ」と同時に言っている。
舞踏会の当日はやっぱり緊張する…
まぁ大抵みんなそうよ…
それより
よくルベッセ伯爵の顔見てみたら
顔面偏差値たっっっっかいんですけどー!!!!!!!!!!!
はえぇぇぇ~…イケメソとうじょーう!
いやあまり顔見てなかったからさ…
惚れちゃう☆
すると馭者が「それでは出発致します。」と言った同時に馬車が動き出す
ルベッセ伯爵はさっきよりとても不安な顔をしていて見るからにどうやって目を隠そうか探っている。
私には皆とは違う特殊な物を持っている。それはこれまで他に持っている人を見た事が無かった。
けど
見つけた
それは_____
今私の前で戸惑っているルベッセ伯爵。
深い青の奥には何かを秘めている
きっと。
その私が持っている特殊な何かは偉大な力を持っている…
けど私の特殊な何かとは違う物を秘めているルベッセ伯爵は私の持っている物と合体させたら、
この世界だって壊せる程の力を出せれる
私がルベッセ伯爵を選んだ本当の意味____
ガタンッと言う音と共に馭者が「到着致しました」という声がした
外へ出てみるとそこには舞踏会会場
とても大きく、色んな人の声が聞こえる、とても賑やかしい。
そしてドアの前へ行き、騎士に
というと騎士はドアを開ける
ガチャンッ
ここらが私の舞踏会の始まり━━━━━
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という事でっ!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。