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第5話

初めての告白 5
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2018/03/05 07:40
夢side









「…ちょっと元気でました。ありがとうございました。」









「ん。じゃあ、帰るか。」









そう言って彼は、私の腕を引っ張って歩き出した。










「えっ!ちょっ…」










「なんで?って顔してんな。」












「…こんな暗いのに、お前1人じゃあぶねーだろ。だから一緒に帰る。」











「…そこまでしなくても大丈夫です!」













「俺が大丈夫じゃないの。」













「…でも、、迷惑に…」












そう言うと彼は立ち止まった。

















「ふーん。そんなに俺と帰りたくないんだ。」

















「…そんなんじゃ、、」






















「そ。じゃ、帰るぞ。」


















何を言っても聞かなそうだから、諦めた。

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