「…なぁ廉くんって呼ぶん興奮したん?」
明日も仕事だからとシャワーを浴びて寝ようとしたのに廉が話しかけてきた
「何で?」
「久々なのもあったけど何か気も良さそうやったし呼んでって言った時締まったから」
確かにくん呼びに興奮してたけど、廉には言えない…くん呼びする事で年下に攻められてるって思って興奮してたなんて引かれる
「あなた?お~い」
「へっ何?…あ、少しだけしたよ?」
「ふーん…少しだけやったんか」
ニヤニヤしてるから廉は分かってんだろうな
「もういいでしょっ!明日仕事でしょ!」
「ごめんってあなた…おやすみ」
「おやすみ、廉…」
「今度はあなたちゃんって呼んで甘やかしたるわ」
…~っもう今そうゆうこと言わないでよ
期待しちゃうじゃん ℯꫛᎴ
♡あなたちゃん呼びの話はまた今度
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。