あなたside
『先輩、付き合ってください!』
松村「無理です」
『えぇー、今の流れ行ける感じじゃなかったですかー!!!!腕グイッてしてくれたじゃないですか!』
松村「なんでだよ!てかお前何クラスの人味方につけてるんだよ」
みなさん!ただいま松村先輩と屋上前の階段でお昼を食べています!歴史的快挙です!!!!
『あ!そうそう!先輩これ書いてください』
松村「話聞けよ!てかなにこれ??」
『プロフィール帳です!質問に答えてください』
ビリビリ
『ああああああああぁ!!!!!何するんですか!!!!!』
松村「こんなの書きません、てか昨日言ってたやつってこれかよ」
『私、先輩のこと全く知らないと思って…』
『てか先輩も私のこと全く知りませんよね!?!?』
松村「まぁ、知りたくもないからな」
『ひどい!!!泣』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!