第2話

かっこいい彼氏
1,036
2019/06/30 10:35
『やば...』

そらがサッカーで素早いゴールを決めたりリレーのアンカーでぐんぐん抜いているのを見て思わず声が出てしまった


「なにが?」


編集してて何も知らないそらがやってきた



『ん?かっこいいなあって思って』

「誰が?」

『好きな人』


「ふーん」と言いちょっと嬉しそうにニヤニヤするそら


「その好きな人はどういうとこがかっこいいの?」

『うーん。。運動してるとこかな』

「あー、だからuuum運動会見てるんだー」

『え、知ってたの?』

「さあね笑」

ぐふふといたずらっぽい顔で笑う彼に少しいたずらをしてみようという好奇心が生まれた

『だって、かっこよくない?』


と言いみっくんを見せる


「...え?」

『いつもかわいいのにギャップがやばい』

「...あっそ。」



完全に拗ねて後ろを向いた彼


全くこちらを見ようとしない
さすがに私たちの危機なので謝りに行く



「...なに。」


急に後ろからハグをされて驚いているそら


『ハグしたくなっちゃったの』

「好きな人みっくんじゃないの」

『んー好きだよ?』
『それよりも愛してるのはそら』

「...なんなの。。」

『ごめんね、好奇心に負けちゃって意地悪したくなったの笑』

「ほんと、やめろよー」
「嫉妬するじゃん」

『嫉妬してくれたの?笑』

「...。」


何も言わずに少しだけ頷くそら


『あのね、ほんとはそらのことみてかっこいいと思ったんだよ』

「知ってるし。」

『だからね女性YouTuberの運動会のやつもちょっとだけ、ほんのちょっとだけ羨ましいなってなった』

「どうして?」

『運動してるそらを直視できるから』
『あ、かっこよすぎて直視できないかも』

「...今日なんでそんなに素直なの。。」
「そんなんいつでも見せてあげる」

『やった笑』
『さっきから顔真っ赤だけど大丈夫?』

「...」

『熱あるんじゃない?』

「...うるせぇ」



そう言って強引に私の唇を落としてきた彼


「これ以上喋ったらもっとするから」

『え、何急にっ、ふっ』


喋ってる途中にキスをされ息が盛れて自分でも感じるいやらしい息遣いになった


「まだ喋る?」
「そんなにされたいんだ〜笑」

『...』


さっきまでとは打って変わってとてもドSになってるそら


こういうところにかっこいいと思ってしまうなんて自分はMなのかもしれないと思った






これ、かっこよすぎて無理です。直視したらそらから出てる光のオーラで目が焼けます。(

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