『   んん …   』

朝日が眩しく部屋の中を照らし始めた頃 、 目が覚めて隣を見ると 、 御姉さんの 姿はもう 無かった 。 

『 帰っちゃったかあ … 。 』

ベッドから起き上がり 、 服を着ようとすると 、 サイドテーブルに 1枚のメモ用紙が 置かれているのが目に入った 。


それを手に取り 、 見てみると 、 御姉さんが 書いた手紙らしき物だった 。

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昨日は 、ほんとに楽しかった 。

何となく 聞いたことがあると思って 

ネットで調べたら 、 やっぱり

アイドルだったんだね 。

ほんとに 有難う 。

  　　　　　Sexy Zoneメンバー中島健人裙へ

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『 何それ … 。』


『 それだけかよ … 、 御姉さんの馬鹿 … 。 』

手紙を机に置こうとした時 、裏にも何か書いてあるのが見えた 。

『 嘘 … だろ … 。』

俺は それを読んで 、 嬉しいのか悲しいのかよく分からない涙を 零した 。

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  追信  


　　　　私も 、 好きだよ 。


　　　　　　　　あなたより   

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『 俺のほうが 、好きなんだよ … 。 』


『 あなた …  愛してるよ … 、 馬鹿 … 。』

そう言って 、 俺は 泣き崩れた 。