※今回暗め、というより死ネタ入ります…
苦手な方はUターンしてください…!!
あいつらの声が
聞こえなくなるまで、
走った。
行く先なんてわからないまま。
逃げ込んだのは、
ゲームセンターだった。
おやつの時間に近かったときに
レストランに入ったものだから、
今は色んな人がいる。
小さな子。
子供同士で遊びに来た子。
若い女の子。
お父さんと2人出来てる男の子。
怖い人たち。
いっぱい人がいるこの中なら、
たぶんバレない。
お金はあるし、
何かあったらタクシーで帰ればいい。
だから、
今はゲームセンターという始めての場所を楽しむことにした。
見つけたのは
BT21のクッション。
ずっと隠していたけど、
もうみんなに言ったから買っても平気だよね。
チャリン。
コインを入れて、
操作をしていたら、
いつの間にか、
周りには、怖い人たちが私を囲んでいた。
あ、私のクレーンゲームが
上手すぎるのかな?
まぁ、もう3つ取ったからそうなるかぁ…
怖くて、
いかにもリーダーっぽい人が
肩を叩いてきた。
…まだ4時半じゃない。
意味わからないから、
するっと隙間を抜けて逃げようとした、とき。
パシッ。
腕を掴まれた。
首元を触られただけなのに。
なんで、こんなに反応してしまうの。
怖い。
1人、また1人と増えていく。
バシッ。
腕を思いっきり叩いて、
逃げれる。
そう思ったのに。
もう逃げられない。
誰か、助けて
__________グクっ、、
跡。
そうだ、グクにつけられて。
プリクラ機の中に入れられた私は、
そこで
何人もの男に襲われた。
ずっと道具のように扱われ、
最初に薬を飲んだからいいものの、
中に出し続けられ、
しかもこんなところで。
もう、消えたい。
ごめんね、みんな…
何枚かのお札だけ置いて、
男たちは逃げていった。
と、同時に、
3人がやってきた。
あぁ、久しぶりに見る。
3人に身体を綺麗にしてもらい、
警察に被害届を出して、
車にのって、
家に帰った。
🚪バタン。
あったかいお風呂に入って、
何回も洗った。
何回も、何回も。
あんなに冷たい行為は初めてだ。
苦しい。
今日の思い出全て、
消し去りたい。
やっと、
洗い終わって、
お風呂から上がる。
🚪キィィ…
髪を拭きながら、
部屋に入ると、
3人が私のベッドの上で、
パソコンを除いていた。
パソコンに映し出されていたのは、
あるニュース番組だった。
…5人?
今日、襲ってきたのも、5人だった。
まさか、
そう言って3人は
私をギュッと強く優しく抱きしめた。
私の家の執事は
身の回りの世話だけでなく、
ボディーガードも行う。
そして、心のケアも。
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読んで下さりありがとうございます!
怖い内容いれて本当にすみませんっ!!!!
次回からは入れません!決して!
次回も会えたら会いましょう ~ 👋🏻🍑
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!