静かに、
部屋に響いた、
ジミンの、声。
わざとらしく、
しかも『僕』なんて使ってる、
グクが、ジミンに話しかける。
もちろん、腰はうごいたままで。
嘘つき。
最近は、
しっかり寝れてない。
いっつも、夜に来て、
私の中に太いグクのものを突っ込むか、
玩具を入れられ、
そのまま朝を迎えるから、
寝れるわけが、無い。
激しい。
でも、まだイけない。
もどかしさに、
身体が襲われる。
グクの顔が、
険しくなると同時に、
思い出す、
懐かしい時。
そうだ、。
私、ジミンに告白されて…
うん…と
寂しそうな声を出したジミン。
ドンッ。
ドアに、
大きな音が鳴る。
あぁ、、
ジミンは、私のヒーローなのかな。
ポロッと自然と、
涙がこぼれ落ちた。
そう言って、
グクは腰の動きを早める。
怖い。
でも、我慢できなかったって言うのも、
あって。
ガチャガチャと
ドアノブを揺する音が聞こえる。
私はただ、
襲われる快感に身を任せ、
鳴くことしか、できなかった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
……To be continued
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!