第13話

俺らは分かってるから
7,099
2018/03/18 03:17

ジョンヨンはあれから、







教室に戻っても、










昼休みになっても、












私のところに来ることはなく、










私もジョンヨンのところには行かなかった。















キーンコーンカーンコーン。


1日の終わりを告げるチャイムが鳴った。








先生
よーし、終わりー。
気ぃつけて帰れよー。





ガヤガヤと騒ぎ出す教室。























ジョンヨンは、


すぐに教室を出ていっていた。











テテ
なぁ
You
…テテ、
テテ
帰るぞ
You
…うん。







テテは


私とジョンヨンにあったことを分かっていて

聞いてこないだけなのか、






それとも、本当に何も分からないのか、












私には分からなかった。













🚪ガララ、ピシャン。



テテ
はぁー、つっかれたー
ジミン
あ、テテ!帰ろ!!
テテ
おう!
You
ジミン
なんでこの子元気ないの?コソッ
テテ
んー、色々あったっぽいコソッ
ジミン
そっかコソッ







無言のまま校舎に出て、


車に乗り込む。












ナムジュン
あ、来たな、お前ら
ジン
遅くない??
You
あ、ごめん、。
ユンギ
みんないるか?出発するぞー
テヒョン
はーい















動き出した車。








車内は、みんなの話し声で溢れてる、


















私は



文庫本を取り出して、




本の、小説の世界に入った。






















ジョングク
ねぇ、テヒョニヒョン、。
テヒョン
ん、なに?
ジョングク
ローターもないし、なんであなたはあんなに元気ないの?
テヒョン
ローターはたぶんあの先輩が持って帰った。元気ないのは…また後で話す。
ジョングク
そか。









文庫本の一章を読み終える頃には、




もう、家に着いていた。


















キキッ、。


車が止まる。











ジミン
ファ ~ 。疲れたぁ…
ホソク
今日の夜ご飯何かな ~ 




みんなは車からすぐに降りていく。





私も、



降りないと。













ジミン
お嬢様、お手を、
You
…え、
ジミン
なんですか?お手をどうぞ?
You
…あり、がとう、







バタン。


車が閉じる。















ジミンの手に掴まりながら、



屋敷へと向かった。





















_____もうみんな、お見通しなのかな。




















ギュッ。



そう思っていたのを、



「もちろん。」


とでもいうかのように、












ジミンは私の手を強く握った。








ジミン
フフッ、もちろん分かってるからね?
You
…っっ、、!
ジン
何かあったらすぐ言っていいんだから、。ギュッ







後ろからジンが抱きついてくる。




























この執事たちは、







魔法使いなのか…。
















安心したら、涙がこぼれ落ちた、


ジョングク
え、なんで泣いてんの?!
おい、ジニヒョン!!!
ジン
え、僕!?
テヒョン
ジニヒョンに抱きつかれたら俺も泣くな…
ジン
っ、おい、お前ら!!!
You
ジニヒョンのせいじゃ、ないよ、ㅋ
ジン
ほらみろ!!
You
ただ、安心して泣いちゃっただけ、
ジョングク
そっか
You
うん、!









キィィ…。




家に入って、


すぐに自分の部屋へと駆け込んだ。















🚪ガチャ、!



ボスッッ。










ベッドに制服のまま、入る。










自分のベッドなのに、




みんなの匂いが、した。


















また安心して、



私は眠りについた。






















_______パチッ。




あれから何時間経った?









窓を見るが、



さっきまでオレンジ色だった空は、











もう月が私を見下ろしている。


















怒られちゃう…。





🚪バタン、!










部屋を出て、


みんなの待つ、大広間へと向かう。

















ユンギ
無理に決まってんだろっ、!!!!




ドンッッ!




テーブルを叩く音と、


怒鳴り声が聞こえた、













みんな、???





ドアの隙間からこっそり見る、と。
















みんなは向かい合って座っていて、




何やら資料を見ながら話し合っているようだった。















テヒョン
そろそろ、言わないとダメなんじゃない?
ホソク
うん、言わないとたぶん気持ちの整理とか、、、
ジョングク
だけどどうやって言えって言うんだよッ!!!!
ジミン
これ以上あなたを巻き込む訳にはいかないよ…

















…わたし?



私が巻き込まれる?











なんの話だろう。




たぶん私に何かを言うか、迷っているんだろう。

それくらいは分かった。












だけど分からないところがいくつかあって。









ジン
こんなこと言ったらたぶんあなたは壊れる。





私が壊れるようなことを言おうとしていること。






その壊れる言葉が分からない。










ジョングク
でもこれ言ったら、俺とテヒョニヒョンの気持ちは全てなかったことになる。








グクと、テヒョンの気持ち???


なんで2人だけ??









その気持ちはなかったことになるって何?














分からないよ。



考えても何も答えは出てきそうになかった私は、















その場から離れて、






部屋に向かった。















🚪バタン。



気を紛らわすために、


机に向かって、参考書とノートを開く。

















…集中なんて出来なかったけど。













🚪コンコン、







…ハッ。


ぼーっとしていた、。










You
…ど、うぞ。
ユンギ
失礼します。
You
あ、ユンギ。
ユンギ
ここ座ってもいい?
You
うん、いいよ。






私の隣の椅子に座ったユンギの顔は近くて。











You
な、なに、、?
ユンギ
んー?可愛いなぁって。
You
やめて、集中出来ないからっ、//
ユンギ
ノートに落書きしかしてないくせによく言うよ。しかも俺らの名前書きやがって。
You
え?







ノートには、


みんなの名前が書いてあった。








それも私の字で…。











You
え、なんで、こんなのっ、、
ユンギ
お前、本当に今日どうしたの?元気ないし、





ユンギの顔が、


私の顔の下に入って、


見上げている。













You
なんでも、ないよっ、





目を逸らした、とき。










ドンッッ。


You
きゃぁっ、!









椅子から降ろされ、


ベッドに運ばれ、


ユンギはベッドに私を押し倒した。

















ユンギ
なぁ、俺ってそんなに頼りない?
You
…え?
ユンギ
少しは頼れよ…
You
んっっ、






舌が、


強引に私の口に入ってくる。
















キス、は、



ユンギが1番上手で、



とろけそうになる。













You
っあっ、はぁっ、、んぁっ、、
ユンギ
んっっ、感じすぎ。
You
はぁっ、はぁっ、だってぇ、、
ユンギ
そんな声出せるんだったら、元気なかった理由教えろよ。
You
…そ、れは、











言いたくは、ない。







迷惑、かけたくないから。















ユンギ
言わない、か。じゃあ、しょうがねぇよなぁ…
You
んぁっ、!!








ネクタイを緩め、外したユンギは






そのネクタイで、



私の目を隠した。

















暗い。


何も見えない。






You
ユンギ、??
ユンギ
ちゃんといるから。






そのとき、。







🚪キィィ、。



コツコツコツ…。













他の人の足音がした。


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読んでくださってありがとうございます!


結構ぐちゃぐちゃですが、ご了承ください🙇🏻‍♀️💧

コメントなどお待ちしております🍑🍑

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