第22話

選ぶことは無理みたい
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2018/03/29 11:57



『ンフフッ、あなた!次はここ行こっ!』


「え、ちょっと待ってよ ~ 」


『まーたーないっ!ほら行くよっ!!』


「っっ、うんっ//」



You
ンフフッ、待ってよ、ぐくぅ…、、
ジョングク
…なんでいっつも俺の夢見てんのかなこいつは…
You
んんっ、え、ててぇ、、きてぇ、、、
ジョングク
俺がいるでしょ、ほら起きて









まぁ、それでもあなたは起きない。




そして、寝言が多すぎる。





ジョングク
起きないと襲いますよーコソッ
You
ん、、グクにならいいって思ってたらどうする??
ジョングク
起きてやがったか!!!
くそっっ!起きろっっ!!!!
You
分かったからㅋㅋ
おはよㅋ










グクに呼ばれて起きる。










元通りの日々。


You
今日って学校ないよねー?
ジョングク
ありませんよ。でも朝食作ってるから早く来てね。
You
ふぁーい、。





🚪バタン。


グクは相変わらずクールだなぁ…、。








本当はグクが来る前から起きてたんだけど、


グクが面白くって、



わざと寝言を言ってるふりをしたりして。

















バサッ、と毛布をどかして、



ベッドから降りる。














🚪キィィ…


全 員
おはよう、お嬢様。
You
おはよっ!!!





カタン


席について、並んだ朝食に手をつける。









テヒョン
あ、そうだ、あなた
You
…なぁに?
テヒョン
今日、暇だから映画行かね?
You
えっ、、!!
テヒョン
なに、、嫌だ??
You
い、嫌ってわけじゃないけど…
ジミン
あー!お前、何抜け駆けしてんの!?
テヒョン
いいじゃん!早い者勝ちだしっ!!!
ジミン
僕も行くっっ!!!!
テヒョン
お前はついてくんなよっっ!!!
You
…3人で、行こっか…








騒ぐ2人をおさめようとしていったその言葉は、





1人をパァッと明るくなるような顔にさせ、



1人をうぇっ、とでも言いたそうな顔にさせた。







You
フフッ、楽しみだな ~ ㅋ
テヒョン
もうっ!早く食べろっっ!!
You
ちょ、重いっっ!!






テヒョンが私の身体にのっかる。



重い…























You
(パクパクパク)…ごちそうさまっ!!!




耐えきれなくなった私は



すぐにご飯を食べて、








大広間から出た。











🚪バタン、!


部屋につくなりベッドに飛び込む。












You
どうしたの、私…



心臓はドクンドクン、と


早く動いている。







廊下を走ったから?


いや、違う。







ご飯食べてるときからこうだった。
























もしかして、私、








テテかジミンが、















You
好き…?





ハッと気づいた時には


声が漏れていて、











だって、さっき



ジミンに


僕も行く、とか言って手を握られたときも





テテが


私の身体に乗っかってきたときも、











私、ドキドキしてた。



























でも、執事なのに…、



いや好きだけど!!!!!!!




でもBTSだから、としてだしっ!!!!!












アイドルの時はかっこいいのに、



さっきも2人とも寝癖ついてたし!!!!















ありえない !!!!


そう思って足をバタバタさせる。














そのとき。



🚪ガチャ。
ジョングク
あなた、うるさいよ
You
…っあ、グク、ごめんっ、、
ジョングク
なに騒いでんの?






それ聞くか?




You
えっとー、そのーっ、、
ジョングク
ヒョン達に取り合いされたからっていい気になっちゃって
You
んっ、、!?






まって、グク、怖い。














今まで見たことないくらい、

目の奥までギラついてる。


















ギシ…、



ベッドの上にグクはのって、


私にゆっくりと近づいてくる。

























ペロッ。


暖かい感触が、私の首をつたう。






You
っあっ、、んっ、、
ジョングク
あなたを好きなのはヒョンだけじゃないんだよ?
You
んっ、!!!








ジュルッッ、



首元をグクに吸われる。














痛い。


You
痛いよっ、ぐくぅっ、、
ジョングク
っはぁっ、、これ付けとけば大丈夫だな
You
なに、これ、、、





吸われたところをそっと触る。







痛い、。






こんなとこ付いてたら、


服きてもバレちゃう…





ジョングク
これ隠さないならヒョン達と映画行ってもいいよ。その代わり俺も行くけど
You
えっ、でもっ、、
ジョングク
行くの。わかった??
You
っ、はい、、
ジョングク
よし、いい子






ポンポンと頭を撫でられたことでさえ、




心臓は早く動いていて。



















私はこの執事たちにドキドキさせられっぱなしだ。
























3人にドキドキしてたら、



自分の気持ちなんか、分かりそうにない。


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読んでくださり、ありがとうございます!!




めっちゃ急いで書いたんで、
ごちゃごちゃです…。


今回から暗めは入れないつもりです ~ !
よろしくお願いします ~ 🦔🏳️‍🌈

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