『ンフフッ、あなた!次はここ行こっ!』
「え、ちょっと待ってよ ~ 」
『まーたーないっ!ほら行くよっ!!』
「っっ、うんっ//」
まぁ、それでもあなたは起きない。
そして、寝言が多すぎる。
グクに呼ばれて起きる。
元通りの日々。
🚪バタン。
グクは相変わらずクールだなぁ…、。
本当はグクが来る前から起きてたんだけど、
グクが面白くって、
わざと寝言を言ってるふりをしたりして。
バサッ、と毛布をどかして、
ベッドから降りる。
🚪キィィ…
カタン
席について、並んだ朝食に手をつける。
騒ぐ2人をおさめようとしていったその言葉は、
1人をパァッと明るくなるような顔にさせ、
1人をうぇっ、とでも言いたそうな顔にさせた。
テヒョンが私の身体にのっかる。
重い…
耐えきれなくなった私は
すぐにご飯を食べて、
大広間から出た。
🚪バタン、!
部屋につくなりベッドに飛び込む。
心臓はドクンドクン、と
早く動いている。
廊下を走ったから?
いや、違う。
ご飯食べてるときからこうだった。
もしかして、私、
テテかジミンが、
ハッと気づいた時には
声が漏れていて、
だって、さっき
ジミンに
僕も行く、とか言って手を握られたときも
テテが
私の身体に乗っかってきたときも、
私、ドキドキしてた。
でも、執事なのに…、
いや好きだけど!!!!!!!
でもBTSだから、としてだしっ!!!!!
アイドルの時はかっこいいのに、
さっきも2人とも寝癖ついてたし!!!!
ありえない !!!!
そう思って足をバタバタさせる。
そのとき。
🚪ガチャ。
それ聞くか?
まって、グク、怖い。
今まで見たことないくらい、
目の奥までギラついてる。
ギシ…、
ベッドの上にグクはのって、
私にゆっくりと近づいてくる。
ペロッ。
暖かい感触が、私の首をつたう。
ジュルッッ、
首元をグクに吸われる。
痛い。
吸われたところをそっと触る。
痛い、。
こんなとこ付いてたら、
服きてもバレちゃう…
ポンポンと頭を撫でられたことでさえ、
心臓は早く動いていて。
私はこの執事たちにドキドキさせられっぱなしだ。
3人にドキドキしてたら、
自分の気持ちなんか、分かりそうにない。
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読んでくださり、ありがとうございます!!
めっちゃ急いで書いたんで、
ごちゃごちゃです…。
今回から暗めは入れないつもりです ~ !
よろしくお願いします ~ 🦔🏳️🌈
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。