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パチッ
お父様と目が合い、
すぐさま目を逸らす。
無視、して、
話し始めた___??
やばい、こっちに向かってくる…
逃げなきゃ。
そう思ってドアから離れる、
が
バタッ。
やっちゃった_______。
こんなときにこけるなんて、。
見てない、かな?
そう思って後ろを振り返る。
おわったぁぁ、。
みられたぁぁぁ、。
うん、と言って、
みんなで私の部屋に向かった。
🚪キィィ、バタン。
ボスッ。
ベッドに座り、
みんなはベッドとか、椅子とか、
色んなところに座った。
アイドルですって??
こんなにいっつもいる執事がアイドル??
冗談はほどほどに___
心をも見透かすのか、この執事は、、。
本当にみんながアイドルなら、
もっと忙しいはずじゃない??
学校なんて行ってたら、
ほかの人が気づくはずじゃない??
なんで、
どうして、教えてくれなかったの____。
ギシッ。
ベッドの上に座っていたジミンが、
私の身体に近づく。
顔が、近い。
だんだんとみんなは、
私の周りに集まり、
ベッドに座った。
グクが耳にそっと、キスをした。
グクの息が、熱い。
グクの身体から離れる。
でも、容赦なくしてきた、のは、
テヒョンだった。
でも、テヒョンだけじゃなくて。
ベッドに押し倒された私を
みんなは、
見たことのないくらい、
甘い顔で私を見ていた。
ぎゃあぎゃあ騒いでる。
私の気持ちは聞かないのね、、。
だけど、
私はみんなが好き。
誰が好きかなんて分からない。
でも、
嫌なことを言い出した人がいた。
グク…。
こいつは1番変態で、
何を考えているかも分からないやつ。
なんていう気なの____。
グクの顔を見つめる。
みんなの顔を見る。
だけど、
誰ひとり嫌そうな顔はせず、
私の方を向いて、
とろけそうな顔をしている
だけだった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。