第6話

もう1つの仕事
9,830
2018/03/07 09:38



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テテ
っ、おい、なんで床に、、
You
いや、ちょっと、







🚪ガチャ、!!





ジミン
おい、テテ置いていくな、、って、どうした!!?







あぁ、


私はなんていい執事がそばにいるんだろう。







幼い頃から

放任主義の家庭に育ち、


母親は早くにして病気で亡くし、


父親は仕事で忙しい毎日。







だから、


私の遊び相手は、












私、しかいなかった。













だけど、今は、


7人の執事が、いる。










あたたかい。



そんなことを思っていたら、

視界がぼやけた。










You
…??



頬が冷たい。



そっと手で触ると、

涙が零れていた。








テテ
泣くんじゃねぇよ、、。ペロッ
You
んっ、、、




テテの舌が


目元を舐める。






くすぐったくて、

でも、優しかった。






ジミン
僕たちになんでも言ってね、ギュッ
You
うん、ありがとう、、。






これは、話した方がいい。






いつ、テヒョン達に危害が加わるか、

分からない。











You
っ、あのね、、!






今まで起きたこと、


されたこと、全て話した。








その話を聞いた2人は___、







私のもとへ来て、

2人、抱きついてきた。









テテ
もしまた、なんかあったらすぐ言えよ、ペロッ
You
んあっ、、んっ、うんっ、





後ろから抱きついているテヒョンは、


私の耳を甘噛みした。






ジミン
本当にすぐ言うんだよ、!!チュッ



前から抱きついているジミンは、


頬に優しくキスをした。











You
2人とも、本当にありがとぅっ、、!!
テテ
フフッ、かーわいい、、。
ジミン
んね、今すぐにでも襲いたいよ、、。
You
それはだめっ、!!!!
テテ
っ、はーい、//
ジミン
じゃあ、教室戻ろっか。
You
うん、!!










🚪バタン。














このとき、

3人は分かっていなかった。










屋上には、


あと、1人いたことを、。
















グク
あなたっていっつもテヒョニヒョンか、ジミニヒョンとしかいないよなぁ、、。











屋上の、


ドアの上の屋根に、


寝転ぶ。
















グク
あーあ。俺もそろそろ本気出していいかなぁ、、。







🚪ガララ、ピシャン。









教室に戻ってきた。






女子
うーわ、戻ってきたー、
女子
しかもテテ君とジミン君とじゃん。話聞いてなかったわけ??
女子
たいして可愛くもないのにね。







まだ、言ってる、。




テテとジミンに

助けを求めようと

目線を合わせようとした。










だけど、






テテとジミンは、


聞こえていない、ようだった。







そのとき、。




ガタン、!





ジョンヨン
ねぇっ、!!あんたらいい加減にしたらどうなの!?
女子
え、なにうちら??
女子
なにもしてなくね??
ジョンヨン
あのね、あなたの可愛くないっていうけど、マジで可愛いから。
女子
はぁっ、?そいつのどこが??
ジョンヨン
てか、性格も顔もなにもかもあなたの方が可愛いし。それ以上言ったら、あたしが、許さない。









ジョンヨン…。



驚いたようにジョンヨンをみている、


私をいじめた女子達、は、







女子
いこ、。
女子
うん、。





🚪ガララ、ピシャン。






教室から、出ていった。











You
ごめん、ジョンヨン、本当に、本当にありがとぅぅ、、、
ジョンヨン
いいの、。ギュッ
それにしても怒らないあなたもあなただよ!!ちゃんと怒らないと!!
You
…でも、怖くて、。
ジョンヨン
じゃあ、これからはあたしに言いな。すぐにやっつけるから。ナデナデ
You
うんっ、!ありがとぅっ、!!





















その後、

帰宅して、あなたが眠りについた頃の家では、、、。






父 親
おい。
全 員
…はい、。
父 親
あなたがいじめられた、という噂を耳にしたが。
全 員
父 親
なんのためにお前らを同じ学校に入るように命令したと思ってんだ!!!





ドンッッ!!







父親は、


部屋の自分の机を叩いた。












パチッ。


You
…ん、な、なんの音、??




なにか、ドンッッって音がしたような、、。






見に行ってみようっと。








🚪キィィ、。


部屋からそっと出て、

音がした方へ歩く。










You
たぶん、こっち、、。




少しドアが空いている部屋があった。












…お父様の、仕事部屋だった。





絶対に入るな、と言われた部屋。









なのに、




全 員
申し訳ありませんでした、!!




みんなの声がする、。










ドアの隙間からそっと覗く。











お父様が椅子にすわって、

みんなを叱っているところだった。








父 親
このままじゃ、こっちの仕事にも影響が出てしまう、、。なんとか頼むよ、、。
ジン
分かっております、。



こっちの仕事??





お父様は机の上にある資料をバンバンと叩いている。









父 親
明日の撮影は、やめておくか、??
ジョングク
いや、やらせてください!!
ナムジュン
これを逃したら、たぶん、きっと、、
ホソク
やりたいです、!お願いします!!
父 親
じゃあ、明日だけだ。
おい、テヒョン。
テヒョン
はい。
父 親
明日はあなたに学校を休む、とだけ伝えてくれ。そして、ジンとユンギは車で送り出し後、すぐに家に戻るように。
テヒョン
はい、。
ユンギ
はい、。
ジン
はい。











なんなの、明日は休む?








仕事?

執事以外にほかの仕事をしているの??







なに、なに、なんなの_____。






そう思ったら













パチッ、










お父様と目が合った。


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