第34話

一緒にいよう?
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2018/04/24 11:19




ガチャガチャと




ドアノブは揺れていて、




















私の絶え間なく漏れる声は、



止まらなく、














グクは笑いながら


腰を動かし続け、













ついには、






ジョングク
あぁっ、、イくぅっ、!!!!
You
んっ、あぁぁっ、!!!!










こうなってから、


何回目の、中出しだろうか。















それでも、


あっけなくイってしまう自分が

情けない。











ジミン
お、い…なんで音がしなくなったんだよっ…、、、もう、いいだろ、?十分だろ??だからっ、、開けろよっ…









声がかすれている。





ジミン…











ジョングク
チッ






すっと


服を着たグクは





ドアの前に行き、



カチャリとドアを開けた。















ジョングク
開けたけど?
ジミン
っあなたっ、!!!!









ギュッと


私を抱きしめるジミン。












あったかい。



久しぶりの優しい、ハグ。

















全身の熱が、


ジミンに吸い取られてしまうみたいに、






くっついてる。





ジミン
あなたっ…大丈夫っ??
こんなに、身体冷えてるし…
You
ジミンが来てくれたからっ…平気、だよっ、、
ジミン
何かかけるものは…、あ、これ、僕の服だけど、着て。








ジミンは


着ていたパーカーを

脱ぎ、私に着せてくれた。










ジミンの匂いだ。



バニラの匂いがするくせに、

どこか、すっぱい。






You
あったかいっ…、
ジミン
うん…あ、そうだ、あなた。
You
ん?







耳元にそっと、


ジミンの口が近づく。














『明日のお昼。グクだけが仕事で、他のみんなはoffなんだ。その時、一緒にここから逃げよう。』






そう言うと、


何も言わずに立ち上がり、











ウインクをした。





ジョングク
もうイチャつくの終わりでいいよな?
ジミン
うん…いいよ、。
ジョングク
じゃ、ヒョン出てって。
ジミン
てか、ここお前の部屋じゃ…
ジョングク
出てけ。









出ていこうとしないジミンを


見つめ、目が合うと、











『大丈夫。』



と、口パクで送った。











ジミン
うん…ごめんね、グク…











そう言って、ジミンは静かに部屋から出ていった。



















明日のお昼まで、


我慢すれば、いい。











そうしたら、


ジミンが来てくれる。






ジョングク
あなた…
You
…な、なに…







ジリジリと


迫るグク。













また無理やり犯される。


そう思った、のに。















カチャ…





You
!!!







グクは


手錠を外したのだ。













You
え…グク…
ジョングク
俺、やっぱりダメだって、、分かってた、。こんなこと。だから、だからっ、、、








うわぁぁ、と


大声で泣き出すグク。












気がつけば、


グクの頭を撫でていた。














ジョングク
んっ、、うぅっ、、あなた…??
You
あ、これは、、、そのっ、、
ジョングク
優しいね…ごめんねっ、、、










やっぱりグクも人間だった。




良かった。










You
もう、こんなことしない、でね。
ジョングク
分かってるっ…ごめんっ…でも、

























_________でも?




ジョングク
…ずっと一緒に、いようねっ…








そう言って、


グクはどこから取り出したか分からないナイフを

















こちらに、向けた。






You
ひっ…、、、
ジョングク
ずっと一緒にいようよ、ね?
そしたら、、僕とあなたはずっと一緒…素敵じゃない??
















怖い。


もうグクは手遅れ。














ちらっと辺りを見回す。





空いているドアに、窓。





逃げられる、この状態なら。














私の身体の周りにあるものは、




毛布と、鎖。













…いける。
























ジョングク
…あなた??一緒にいよっ?ね?





迫り来るグクに、











バサッと



毛布をかけ、グクの視界を無くす。







ジョングク
うわっ、!








毛布でバタバタしている間に、



私は、


















裸足、



ジミンのパーカーを上に羽織っただけで、























走って、部屋を出た。



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……To be continued

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