カンタside
あなたに雑誌の内容見られたくない理由。。
変な顔してるからとかいったけど
そんなんじゃない
俺のコメント?を読んで欲しくないだけ、。
恥ずかしすぎるでしょ。
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彼女が雑誌のページをめくる、
あぁもうすぐ恥ずいやつが来る...
俺は顔を手で覆った。
彼女は黙々と読んでいる、
恥ずかしい、、。
「女性の好きな仕草ランキング」
👑3位 ゴムで髪を高めに結ぶとき
👑2位 仕事終わりのオフの状態
(((ランキングは作者が適当に作ったものです、笑)))
👑1位 出勤前の寂しそうな顔
やっぱ読まれるのキツイな、
俺まだキモイこと言ってなかったっけ...
俺の吹き出しのとこを指さして
彼女はニヤニヤしていた.
ラブコーナー的なやつで
''風邪ひいた時、甘々になるのなんかいいですよね...''
なんて言っちゃった過去の俺。笑
きもいな。。。
意地悪しちゃった。
元カノなんていたことないのに...笑
彼女は小さく笑って、
するとあなたが抱きついてきて
そう言いながらあなたは次のページをめくる
俺のちょっとはだけた写真が乗ってるページ。
どんだけ照れてんのこいつ笑
てか、
軽くほっぺを摘む
てか、、
ほんとか?とか思いながら
ティッシュ箱をあなたに渡す。
えろカンって...
はっっっず!
ていうかほんとに鼻血出ちゃってるし...
鼻血を処理すると、
ねじったティッシュを鼻に詰めるあなた、
なんか、普段見ない姿でかわいい←
とか思ってる俺キモイな。笑
冷静に考えるとさ、
俺で鼻血出しちゃったあなた、
超可愛くない!?
そう言ってあなたが雑誌を丁寧に閉じる
そう言いながらあなたは髪を持ち上げて
ポニーテールとかいうやつを。
こいつ確実に誘ってるわ
あぁ、我慢できないって、
あなたを優しくソファに押し倒した。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!