next day
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🐯 「 んで 。 昨日は何があったの ?? 」
思 い 出 すだけで 腹が立つ 。
腹が立つのに 。 アイツの 全てが見えているような … そしてどこか優しい目が 忘れられない 。
『 …… キス された 。』
🐯 「 え 。 」
テヒョン が口を大きく開けている。
『 そんな顔するな 』
🐯 「 それで 負けたの ?? 」
『 悪かった 。力では勝てなくて …』
『 けどいつか絶対 アイツをっ … 』
女 なんて思わせない 。弱いなんて。
🐯 「 なーんか俺負けちゃった気分 」
『 どうゆうことだ 。 』
🐯 「 あなたが 女ってことなんて俺はもうとっくに気づいてるのに … 」
なんでそんな事言うの 。
私は女じゃないんだよ 。
女じゃ いちゃいけないから 。
『 テヒョン までそんなこと言うな 。』
🐯 「 分かったよ … 」
🐯 「 ソイツのこと 好きにとかならないの??」
好き ?? 私が ??
『 大嫌いだよ 。』
アイツの目を思い出しながらそう言いきった 。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!