第5話

秘密①
2,503
2020/03/25 09:24
次の日、学校に行くといつもより騒々しかった。
教室に入り1番前の席の雅に声をかける。
あなた

雅おはよう☀

雅(みやび)
雅(みやび)
あっ!おはよう
あなた

ねぇなんでこんな騒いでるの?

雅(みやび)
雅(みやび)
あれ見てみな
そう言われ雅が指さしてる方を向くとそこにはレペゼンが居た。
しかも私の席を囲うようにして座っていた。
あなた

ちょ! なんなのあれ?

雅(みやび)
雅(みやび)
いや知らんし
あんたなんかしたと?
あなた

なんもしてない

キーンコーンカーンコーン 授業が始まってしまった。
教師
木下、早う席につけ
あなた

今日、雅の隣で受けてよか?

教師
ダメだ。
席に戻れ
教師
って今日は松本達も来てるのか。
わかんない事あったら木下に聞けー
社長
社長
はーい
教師
 授業始めるけん。
戻れ
あなた

はい…

雅(みやび)
雅(みやび)
ドンマイ笑
あなた

うっさい!

仕方なく自分の席に着いた。
なるべく関わらないようにと思って黒板とノート交互に見てたがなぜかずっと視線を感じていた。
銀太
銀太
|ω・`)じー
横を見ると銀太がこっちを見ていた。
だけど気にせず授業に集中すると今度はふぉいに声をかけられた。
ふぉい
ふぉい
ねぇ
あなた

なんですか?

ふぉい
ふぉい
今日の昼放課、屋上来いよ
屋上は彼らのたまり場で行く人は1人もいなかった
あなた

え?

まる
まる
来た方が身のためばい
脇
来たら理由は分かるけん
あなた

はい

思わず返事をしてしまったが嫌な予感しかしなかった。
キーンコーンカーンコーン 
教師
今日はここまで
先生のその言葉を最後にレペゼンのみんなは教室を出ていった。
雅(みやび)
雅(みやび)
あなた大丈夫だった?
あなた

大丈夫じゃない

雅(みやび)
雅(みやび)
何があったと?
あなた

昼放課、屋上来いって言われた

雅(みやび)
雅(みやび)
何やらかしたと?
あなた

身に覚えない。

雅(みやび)
雅(みやび)
行くと?
あなた

来た方が身のためって言われたばい

雅(みやび)
雅(みやび)
よく分からんけど行くしかないね
あなた

うん…

それから授業も耳に入らず昼放課まで気が気で仕方なかった。

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