初めての恋、一目惚れ
貴方は信じてくれますか?
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黒尾『ねえ、あなたちゃんてどうして男バレのマネージャーになろうと思ったの?
変わった奴ばっかじゃん?』
それは貴方に一目惚れしたからです
なんて言えるわけもなく
あなた「なんとなくです」
黒尾『へぇ、そうなんだ
じゃあさ、あなたは彼氏とかいんの?』
あなた「!・・・////」
黒尾『お!その反応はいるねぇ(ニヤニヤ)
どこの誰か黒尾サンに言ってみなさい?』
あなた「黒尾先輩は一目惚れってありだと思いますか?」
黒尾『うーん、俺は一目惚れした事ないけど
それはそれでいいんじゃね?』
あなた「実は私、一目惚れしたんです。
その人の少しでも近くに居たくて
マネージャーしてるって言ったらどうします?」
黒尾『え、まさかの部員だったのね!
誰々?リエーフ?やっくん?海?』
あなた「違います…」
黒尾『研磨か!研磨は黒尾さんのだからあげないぞー!笑』
あなた「違いますよ、私は黒尾先輩が好きなんです
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だから、その、、」
黒尾『ちょっと待ったー!そこから先は言わないで!』
言わないでって事は失恋?
うわぁ、どうしよ
涙出てきた
黒尾『ちょ、ちょっと勘違いしてない?』
あなた「どういう事ですか?
私の事が嫌だから言うなって事じゃないんですか?」
黒尾『違う違う、そういうのはさ
男の俺から言いたいなって
実は俺もあなたの事が好きだったんだ
だから、俺と付き合ってくれないか?』
あなた「うぅ…!はぃ、よろこんで…!」
黒尾『じゃあ、何が変わるってわけじゃないけど
これからもよろしくね』
やっぱり貴方に一目惚れしてよかった
大好きです、黒尾先輩
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!