第14話

国見
1,167
2020/07/18 07:22


あなた「ねえ、明日夏祭りだって」


国見『人混み嫌だ、行きたくない』


あなた「お願い!一緒に行こ…?」


国見『あなたがどうしてもって言うなら…』


あなた「ありがと!英大好きっ!


じゃあ明日楽しみにしてる、またねー」


国見『おう』


次の日


あなた「お待たせ、浴衣着てみたんだ〜


変じゃないかな…?」


国見『かっ、可愛い…と思う…///』


あなた「…ありがとう///」


国見『はぐれないように、ほら…手繋ぐぞ…』


あなた「うん…!///」


国見side
手繋いだのはいいけど

めっちゃ緊張する

国見『どこの店行く?』


あなた「うーん、じゃあアレやろ!射的!」


国見『あなたできんの?』


あなた「したことない!楽しそうだからやろー?」


国見『まぁいいけど…』


あなた「よーし、頑張るぞー」


パシッ…パシッ……パシッ


あなた「難しいねぇ、当たったけど倒れなかったよ〜」


国見『俺もやる、見てて』


パシッ…パシッ…パタンッ!


国見『ほら、取れた。あげる』


あなた「すごい…!ありがとう!!


英格好良い…///」


国見『それほどでも…///』


あなた「次ね、りんご飴食べたい」


国見『じゃあ探しに行こ』


あなた「うん、行こ!」


そうして歩いていると


見たことある人達が…


及川『あれあれ〜?国見ちゃんじゃん!


及川さんの誘いは断ったのに女の子とお出かけ〜?』


国見『ゲッ』


岩泉『おい、声に出てるぞ』


花巻・松川『及川嫌われてんじゃんw』


国見『それじゃ失礼します』


あなた「え、いいの?先輩無視しちゃって…?」


国見『どうせ及川さんだし…』


及川『酷いよ国見ちゃ〜ん!』


岩泉『ほっといてやれよ!デートだろ』


及川『それもそっか!じゃあねーん!』


岩泉・花巻・松川『じゃーな』


国見『ペコリ』


あなた「じゃ、じゃあ失礼しますっ」


国見『あ、りんご飴の店あった』


あなた「ほんとだ、並ぼ〜


そういえば、さっき先輩にあんな態度でよかったの?」


国見『先輩にあなたの姿見られたくなかった…』


あなた「自慢出来る程可愛くないもんねー(ムゥ」


国見『バカっ!逆だよ、あなたが可愛いから及川さん達に狙われても困るからだよ…///』


あなた「普段そんな事言ってくれないから嬉しい、夢じゃないよね?←」


国見『あなたに言った俺がバカだった、もう2度と言わない』


あなた「ごめんってー!塩キャラメルあげるから許して?」


国見『それなら許してやらんこともない』


あなた「めっちゃエラそうに言うじゃん…笑」


国見『疲れた…休憩しよ』


あなた「そうだね、なんだかんだで結構時間経ってるもんね」


ベンチがあったのでそこに腰掛ける


国見『あー疲れた』


あなた「はい、飲み物!」


国見『ありがと、あ…花火だ』


あなた「綺麗だね」


国見『そうだな』


あっという間に花火が終わる


あなた「あーあ、花火終わっちゃった…」


国見『もうそろそろ帰らないとな』


あなた「あっという間だね、早過ぎるよ


まだ帰りたくないなぁ」


国見『もう遅いから帰るよ』


あなた「やだ、もっといたい…」


国見『じゃあ来年も再来年もそのまた次の年も…ずっとずっと一緒に行こう』


あなた「…ちょっとしたプロポーズみたいw」


国見『…なんか恥ずいな///』


あなた「嬉しい、毎年一緒に祭り来ようね!」


国見『おう』


楽しい時間はあっという間で


帰るのは少し寂しかったけど


普段の英からは聞けない言葉を


たくさん聞けて嬉しかった…///


国見『ほら、家着いたぞ』


あなた「ちょっとだけ充電…(ギュッ」


国見『…⁉︎⁉︎///』


え、やばいやばい///


普段こんな甘えてこないのに


破壊力やばっ…///


国見『そんなことされたら帰したくなくなる…』


あなた「えっ…?」


チュッ


国見『可愛過ぎて我慢できなかった…///』


あなた「はぅ…っ!///」


ずるいよそんなの…もっと好きになっちゃう


国見『暫くは部活が忙しくて会えなくなるけど


ちゃんと連絡するから…』


あなた「私も邪魔にならない程度に連絡するね!」


国見『あなたはそんなの気にしなくていいから』


あなた「わかった…!今日は楽しかった、ありがと!おやすみ」


国見『じゃあ、またな。おやすみ』



おしまい

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