第5話

木兎[デネボラ]
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2020/07/10 23:48


今日は練習試合
私は梟谷のマネージャーをしている


木兎『ヘイヘイヘーイ!!』


今日はスパイクの調子が良く


ハイテンションな木兎さん


他の人はそのテンションについていけないみたいだけど


私は木兎さんらしくて好き


ショボくれモードも可愛いけどそれは内緒


本人に言うといじけちゃうからね。笑


あなた「ナイスキー!」


木兎『お!!ありがとうな!!あなた』


赤葦『調子の乗りすぎは禁物ですよ』


木兎『わかーってるって!もっと俺にトスこーい!!』


またサーブが決まった


あなた「ナイスキー!」


木兎『やっぱり俺最強ーッヘイヘイヘーイ!』


赤葦『今日はとても調子が良いみたいですね、いつもこれくらいならとても嬉しいのですが…』

木兎『おう!任せとけー!』


今日はブロックも調子良いみたいでドシャットしてる…!


そう思っていたのも束の間


どんどんミスが増えてきた


そして木兎さんがついにショボくれモードに入ってしまった(;´д`)


木兎『あかーし、今日はもう俺にあげんなっ…!』


赤葦『わかりました、暫くはあげません』


そう言うと他の人にばかりトスを上げるようになった赤葦くん


他の人がトスを決めると木兎さんがそわそわし始めた…笑


そろそろなのかな?と思っていたら赤葦くんが


赤葦『木兎さん、いきますよ。ちゃんと打ってくださいね』


と木兎さんにトスをあげた…!


バシッとスパイクが決まり梟谷は勝った!


木兎『ヘイヘイヘーイ!』


私はチームに引っ張られている木兎さんも


スパイクをバシッと決める木兎さんも


信念を貫き通す精神を持っていて


梟谷には必要不可欠な木兎さんが好き


あなた「お疲れ様ですっ!木兎さん今日もとても格好良かったです!」


木兎『ありがとうな!やっぱ俺最強ーッ!』


今はまだ内緒のこの気持ち


いつかは"あなたの事が好きです"と伝えられたらいいな

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