最後にごちゅ♡と最奥を突くと背中をピン、と反らし、今まで蓄積していたものを解き放つように亮平のソレからは精液がとめどなく溢れ出ていた。
しかし俺はまだイッてないので、ぎゅぅ…と締め付けられている中、腰の律動をやめない。
今までにない快感に耐えるように歯を食いしばって再度達していた。
俺も限界を向かえ、腰を強く打ち付けた。
散々出したのに、止まることを知らないソレは未だにビュー♡ビュー♡と精子を出し続けている。
俺も種付けるように腰を押し付け奥に出すと、亮平の方も一滴も零すまい、とでも言うように強く、強く収縮している。
この短時間に3回も絶頂しさすがに疲れたのか、
亮平は気絶していた。しかし、気を失っても「ぁ…♡あ♡」と喘ぎ声を洩らしピュ、ピュ、を精液を出していて非常にエロい。
頬を軽く叩いて「りょーへー、起きて」と声をかけるとピク、としてから目を開いた。
亮平に飲ませたのは2時間前だから…あと最低でも3時間は抜けないのか。
それに気付いた亮平も、引き攣った笑顔をしている。
答えも聞かずに律動を再開すれば、相変わらず甘い声を出した。
もう1度ベッドへ押し倒し、手を絡めてキスをする。
こんなことして、亮平は怒るだろうか。
いや、彼のことだ。気持ちいいことが大好きな亮平なら、多少キツくても付き合ってくれることだろう。
そのまま俺らは、何度も何度も、シーツの海に溺れていった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。