ごめんみんな←唐突
卒業式には行けません
いま
魚類になって海中にいます←
どうも明日卒業式でテンションが上がっていた大学生、あなたと申します
今日はクラスのヤツらとソーシャルディスタンスとか守ってリモート打ち上げをしてて
それでお酒が無くなったから買いに行ったんだけど
交差点でトラックにはねられました☆←
あ、ちゃんとはねられたら言ってみたかった
「僕はちにましぇーん(分かる人はわかる)」心の中で呟いたからあんまり後悔はない←
そんで今現在、魚類へと進化し水中にいるみたいです
うん、なんでそうなる?
今は近くにあった沈没船にいるが、中のものを見ると明らかに外国性のものばかり
そもそも人魚という時点で、地球かどうかも怪しくなってきた
そんな疑問を持ちながら、鏡を見る
特に意味は無いが試しにこのイッケメンフェイスで笑ってみた
すると…
なんということでしょう
ピクリとも動きやしません←
リーチ兄弟
これは彼の最推しキャラである
ちなみに寮服やスケアリー、手に入れるために何万課金したかなんて覚えてはいない←
まあそれはともかく
この黒いメッシュが入ったエメラルドグリーンの髪、オリーブ色の瞳、極めつけに彼らの人魚の姿と、オッドアイという点だけを除けば全く同じだ
これは、少し何も関係がないとは思えなかった
自分の顔をムニムニと触りながらつぶやく
そう鏡の前で悩み続ける
数時間経って、もうそんなこと気にしても今更ということにようやく気づきやがり←、その事を考えるのをもうやめた
(数日後__海中
あなたは最初に見つけた沈没船がまだ大丈夫、ということでそこで生活をはじめた
最初は食料集めにも苦労したが、今では立派に魚を狩っている
魔法で←
さすがに口で捕まえるのは抵抗があるらしく、肉食の人魚のくせに魔法で捕まえ始めた
魔法はなんか適当にしていたらいけたようだ←
水を切り、風の刃が魚の大群目掛けて飛んでいく
一瞬にして群れはちりじりとなり、大量の魚がご愁傷さまとなっている
沈没船にあった破けていない皮袋にどんどん魚をつめる
ルンルンとした気分で沈没船へと戻った
(沈没船
ナイフ、これも沈没船にあったものだ。それを使い綺麗に刺身にした魚を頬張る
そして下の倉庫に眠っていたワインなどを開け、水が入らないよう魔法で空気を出してから飲む←
この男、かなり酒が好きで前世でもよく飲んでいた
そのくせ強いので絶対につぶれない
なので帰りに酔いつぶれた飲み会メンバーを送るのは彼の仕事だった←どうでもいい
今は未成年だから飲んじゃダメだろとか思うだろうがそこは無視しt((((
残念な気持ちに浸りながら、1枚、また1枚と食べていく。どうやらこのからだは大食らいらしい
10数匹分あった刺身はペロリとあなたの胃袋に収まっていった。酒ももういってきも入っていない
いや俺食欲旺盛すぎない?自分でもビックリしたよ←
てかもう酒無くなっちった、かなぴー←
自虐的に笑う、そして一眠りしようと目を閉じた
また、退屈な一日が終わる
しかし退屈な日々は終わりを告げるようだ
本人は誰も来ない、そう言っていたが
所詮これがフラグというものだった
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あっれれ〜???文が、おっかしいなぁー、やっぱり深夜テンションナウで書いたせいかな???
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!