第26話

えぴそーど とぅえるぶ/たぬきの憂鬱。
387
2020/10/31 07:22
urt side.


あなたちゃんが部屋に入ってから

中々出てこなくなった為 いじけてるやつを置いて

誰が様子を見に行くのか話し合っていた。
urt
なぁ、どうする?
sm.
どうするって言ってもなー、、、
snr.
呼べるのは言い合いになった
本人だけでしょうしね、
そう言いながらセンラは坂田の方を見た。

当の坂田は 壁とにらめっこをしていたものの

視線に気づいたのかビクッと体を跳ね上がらせ

こちらを振り向いて首を傾げた。

ったく、お前のせいでこうなってるってんのに、、、

と心の中で毒づきつつ 俺は話を戻した。
urt
でもあいつは行かないだろうしな、、、
sm.
そこがなー、、、
そう言って考える人のポーズをとって

頭を悩ませるまーしぃ。

そして閃いたように顔を明るくさせるセンラ。

、、、嫌な予感しかしねぇな。
snr.
うらたんが様子を
見に行きはるのはどうです?
urt
は?
考えるよりも先に口から

飛び出るようにして発せられた言葉。

突拍子も無いことを言い出したな、、、

なんて客観視というなの現実逃避を始めてみるが
sm.
おっ!ええやん!!
というまーしぃの(しなくて欲しかった)賛同により

現実逃避は成功する事無く終わりを迎えた。

そんな状況に焦りより呆れが出てきて

俺は不満を漏らすことに。
urt
それってお前らが行きたくないだけ
じゃなくて、か?
案の定その言葉に反応する2人と

より肩を落とした1人、、、

はぁぁぁ しょうがねぇ、
urt
分かったよ行けばいいんだろ行けば、
俺も気になっていなかった訳では無いし

このままだと家主が居ないまま

ここに居座る事になってしまい

なんとも言えない気まづい空気のままだろうしな、

なんて思いつつ 俺はあなたちゃんの元へ向かうことに。










__後ろから感じる気配に
俺は気づいてなんかないからな、




歩けば着いてくる音に出てくればいいのに、

なんて思いつつ俺は1歩ずつ足を進めて行くと

目的地(部屋)に到着した。

そこでふと今まで出てこなかったのなら

寝てるのでは、?という考えに辿り着いたが

部屋の中から微かに布の擦れる音が聞こえてきた為

その考えは打ち消されたものの

もし 部屋に入るのを拒否されたら、と思い

俺は目線をドアノブにやりながら

扉を開けることにした。









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やだ、、、

うらたさんめちゃくちゃ耳いいじゃないですか(

これ以上書くと長すぎるので続きます、、、

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