いきなりのハグ
静まった雰囲気に電車が来た
なんか悪い事したかな…
正直に言えばよかったと後悔してる…
翌朝
美玲が言いそうになる前に私は口元を塞いだ
塞いだ手を離した
下駄箱にローファーを置き、階段を登った
正直に言えばいいのか…
急いで階段に登り教室に入った
正直に言ったら笑われるだろう。
恋愛なんてしない自分が急に恋愛すらんだから。でもあんなやつだったら受け入れてくれるのか…迷いに迷った
なんていいやつなんだ
約4時間授業をした
お昼
自分なりに頑張って勇気をだした
あぁこれで自分はこいつから嫌われるだろう
こんな地味なやつがあのイケメン先輩に恋なんてするんだから
ほら嫌われた
嫌われると思っていたが、応援してくれると
言われて何故かホッとした
今日言うなんて嫌嫌
もし振られたら気まずくなるし、成功したとしても相手はただ単に遊びで付き合うと思うし色々と怖くなる
そう考えるているともう放課後
(めちゃ飛ばしました🙇🏻♀️)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。