第4話

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2019/05/26 04:39
意識してしまうからか、息が辛く感じる
陽
こりゃあ、大変っすね。
櫻子
櫻子
そうね。
琴音
琴音
ねぇー!
あなた

え、誰、、

すぐさま、マルシェを見る
手を振っている。
くそかよ。
説明人
説明人
そろそろ、やばくないですか?
琴音
琴音
私、色々知ってるよ。支配人の恋人だし。
は?という顔
をみんなでする。
琴音
琴音
まず、支配人の名前は、黒須七海。
陽
おんなみてぇー
櫻子
櫻子
目的は?
琴音
琴音
それは、分からないけど、
櫻子
櫻子
分からなくちゃ話にならない、
琴音
琴音
楽しんでるだけじゃん?特に意味はないと思う
説明人
説明人
そういう人だからな
支配人
支配人
琴音、余計なことを話すんじゃないよ。
琴音
琴音
はい、
あなた

もとから、あーゆー声?

琴音
琴音
それはないさ。もっとかっこいい声してるよ。
陽
で?あんたの知ってることなん
琴音
琴音
私の知ってることは、
琴音
琴音
それだけ。
は?(2度目)
陽
え、それ、来た意味ないじゃん
琴音
琴音
あと、卵の和がパスコード
え、それめっちゃ重要じゃ
琴音
琴音
私わかんないけど
何、この子、即答するの好きなの?
んーと、こいつは?
1340って長
あなた

たして、3000だね。

陽
あてずっぽでもいけただろ、これ。
櫻子
櫻子
一応、数えた方がいいよ
説明人
説明人
3000って、そんな簡単な数字?
櫻子
櫻子
どういう意味?
説明人
説明人
こんだけ、費用もかけて、そんな簡単な数字だと思うか?もうちょっとねじれを入れるだろ
陽
たしかにね。あんたの言い分もわかる
櫻子
櫻子
その後になんか言ってた?琴音ちゃん
琴音
琴音
んー、差?なんか、凄い言ってた気がした。あのさ、今日さ、晩飯さ、あれがさ、いいんだけどさ、
それ、語尾じゃん。
そういうことか。
がっとマルシェの首を確認する
説明人
説明人
あー、見つかっちゃった
説明人
説明人
必死にガーゼで隠してたのに
陽
残念っすね。俺からはとっくのとうに見えてましたよ
あなた

なんで言わなかったんだ、

陽
その方が面白いからですよ
んー、底意地が悪いのか、小悪魔系の天然なのか、わからん
櫻子
櫻子
あんた、そんな意地悪しなくても、
陽
別にいいだろ、
支配人
支配人
はー、そんなことまで確認してたとは、琴音すごいな。
琴音
琴音
でしょー、褒めてよ。
支配人
支配人
けど、俺は気に入らない。
目の前に、刃が降りかかった
琴音の首ははねた
櫻子
櫻子
うっ、
陽
櫻子ちゃん、大丈夫?
陽が櫻子の背中をさすっている
説明人
説明人
こういうことだね、俺たちも逆らったら、ああいう風になるってことだ。
あなた

逆らうって何に?

説明人
説明人
シナリオがあるんじゃないか?
あなた

結局物語なんだ。この、お話も。

櫻子
櫻子
そういうことだね、
陽
俺は、いいですけどね、
呑気にパスコードを入力している
陽
もう、俺は出ますね
ドアが開く。
そして、陽は消えた

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