第2話

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2019/05/25 07:02
何もせずに突っ立っていてもしょうがない。周りを見て手がかりを探さないと、、
あなた

ん?なにこれ。

数字の書かれた卵が不自然に置かれていた。
あなた

216?わけわかんないんだけど

あなた

いいや、とりあえず開けちゃえ。

開けた瞬間、光が漏れ始めた
あなた

うわっ

櫻子
櫻子
きゃあっ
なんだ?卵を割ったら人が出てきた
自分もこういう状態だったってこと?
そしたら、誰が自分を開けてくれたんだろう、、、
あなた

大丈夫ですか?

櫻子
櫻子
はい、ありがとうございます。
外では雨が降っていたのか、パーカーの上には雫が付いていた
あなた

あなたは?

櫻子
櫻子
私は大妻櫻子と言います。あなたは?
あなた

杉浦あなたです。

櫻子
櫻子
そう、あなたね。あなた、あなたはどうしてここに来たの?
あなた

それがわからないの。

櫻子
櫻子
奇遇ね、私もよ、
あなた

ここがどこかもわからない。

同じ状況の人がいた
それだけで心強い
櫻子の首に何かついている。
あなた

216?

櫻子
櫻子
547?
どうやら、自分の首筋についている数字は547らしい。どうしたものか。
櫻子
櫻子
私の首筋についている数字は216なの?
あなた

そうだね。

仲間もできたし、これからどうしていこう

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