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第3話

めめあべ
1,628
2021/02/14 05:19


目黒side

明日はあべちゃんと流星群を見に行く予定
楽しみだな、

📱
目:明日たのしみだね!
阿:うん!星、見えるといいね!


翌日


今日は2人とも昼から仕事があるため、夜7時に現地集合となっている。が、、

目「はぁ、まじか…」

外は雨が降っている


夜までにはやんでいてほしいと願いながら
仕事に行く支度をする



目「行ってきます…」

俺は傘を取りドアを開け、家を出た



阿部side

今日はめめと一緒にホテルの屋上で星を見る
予定…なんだけど、、

雨がふっているんだよね、、

仕事が終わるまでにやんでいてほしいな、

スタッフ「阿部さーん、」

阿「あ、はーい!今行きます」




ーー仕事終わりーー

阿「ふぅー、お疲れ様でしたー!」

楽屋を出てすれ違う人たちに挨拶をすます

今は夜の6時半前…

阿「っえ!時間やばい、、急がなくちゃ!」



俺は駐車場に急ぎで車に乗り、エンジンをかける

阿「うわぁ、どうしよ、、間に合うかな…
  うわっ、まだ雨降ってるじゃん……」

久しぶりに2人きりなれるのに、、

しかも雨のせいで前全然見えないし……。


そんなこんなしているうちに目的地についた

阿「ふぅ、よかった、間に合ったー!」

俺はなんとか無事にたどり着くことができた

スマホからはめめからのメッセージがあった

目:あべちゃん先にホテルの部屋で待ってます
  〇〇〇〇号室


目黒side

先にホテルの部屋に入り、窓から外を眺める

ザァーッと、降り止まない雨を見ながらあべちゃんが来るのを待っていると

阿「っはぁ、ごめん!遅れちゃった、」

バンッと、勢いよくドアが開きあべちゃんが入ってきた


目黒「おかえりあべちゃん、仕事お疲れ様」

阿「っうん!ごめんね、」

あべちゃんのもとへ行き抱き締める

阿「!。め、め??」

目「……雨、降ってるね、」



阿「……うん。降ってるね。」

目「ごめんね、せっかく楽しみにしてくれてたのに…」

俺は抱き締める力を強くする

阿「……」

ごめんね、とひたすらに謝る事しかできない


阿部side

目「ごめんね、」

さっきから謝ってばかりいるめめ

そりゃあ、楽しみにしてたけど…、

阿「めめ、?おれ、大丈夫だよ??」

目「っえ、でも、、」

だって、

阿「まためめと会える機会が増えたもん!」


星なんてもうどうでもいい、
めめをそばに感じられたら。

目「ーー!あべちゃん大好き!!可愛いー!」

めめは顔を上げて一気に笑顔になった

阿「ふふっ、やっと笑ってくれた〜」

目「おれ、あべちゃん一生大事にするから!」

           ーーーーendーーー

ーー

屋上から見上げたって星もないね

星もないね

                  ーー

           









  
  














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