第2話

ゆり組
2,457
2020/12/29 02:11
なべだて

宮「あ、翔太 今度さ… 。ラ「しょっぴー!

あ、まただ…。最近俺が翔太に声をかけるたび、
誰が邪魔をする

渡「んー?どした」

ラ「聞いて!今日学校でね…」

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宮「はぁ…」

こんな事が続いて一週間ほどたった
全然翔太とまともに話せない…

宮「あ、翔太だ」

楽屋を出ると、彼の後ろ姿がみえた

周りには誰もいない…、今しかない。

俺は翔太に声が届いてほしくて、勇気を出して彼の名呼んだ

宮「し、しょうた!」

俺が声をかけると翔太は少し驚いたあと、急に慌てた様子で

渡「っ!……、りょうた…?ちょ、しー!」


翔太は口に人差し指を当てて静かに、と合図する

宮「…?」

訳がわからず呆然に立ち尽くしていると、翔太が俺のところへ小走りで来た

渡「いま、隣の楽屋で会議してるから。!
  静かにね、?
  ……っじゃあ、おれいくね?」

宮「え、、ちょっ、、」

俺の言葉をかき消すようにすぐさま立ち去ろうとする翔太に

流石に何かあると思った

え?俺たちって付き合ってるよね?
なんで…そんな態度とるの…?

今までさえぎられた瞬間ひとつ一つが脳をよぎった

また、、…

宮「っひく、…なぁんで…っ、」

流石の俺も、心は折れていて

渡「り、涼太…」

俺の声に気づき振り返った翔太が目を丸くする

宮「翔太はもう俺と話したくないの?っ、
  しょうたはっ、俺のこと、もう好きじゃ
  なくなっちゃったのっ?
   ……っ!(ぎゅっ)」

ーーー

一瞬何が起きたのか理解できなかった


しょうたがおれを抱きしめて…る?

急な出来事に流してた涙もいつの間にかとまっていた

渡「ごめん涼太意地悪して…、
  涼太ってさ、全然甘えてくれないから
 どうしたら良いかなって、メンバーに
 相談したの。
 その結果が、

  嫉妬させよって、

  …不安にさせてごめんね涼太」

宮「!」

え?、だから、さけてたの?



宮「……、もう他の人の所行かないでっ、」

渡「!!うんっ、もうしないよっ」

そう言って、翔太は抱き締める力がを強くした

宮「っふふ、」

久しぶりの翔太の匂い…、落ち着く….

そこで俺の意識は途切れた


ーーーー  ーーーー
渡辺sied

数秒抱きしめていると、急に重たくたった

渡「っうお!って、
  あれ? 涼太?」

あ、寝てる…

どうしよ、、とりあえず楽屋に入ろう

ガチャっ

ラ「あ!しょっぴーおかえ、、?だてさん?」

深「おー!あれ?もういいの?」

会話丸聞こえ笑っとふっか

佐「国王の寝顔!ありがとうございます!」

ーーだてさんめっちゃいい顔してねてる、
だなんて声が聞こえてきて、

ごめんね涼太.。
俺、めっちゃ最低なことしちゃったね、、

渡「ああ、もういいよ、ありがと、
 みんな協力してくれて」

阿「フゥゥーー!ゆり組〜!最高かよっ
  
  一件落着!」


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宮舘sied

。。。ん?あれ、おれ、ねてた?


いつのまにか楽屋のソファーの上にいたみたい

目を開けると…

宮「…、?」

見えるのは楽屋の天井、それと翔太。

渡「あ、おきた?」

宮「…ん、」


俺は体を起こし辺りを見渡す

宮「あれ?、みんなは??」

先程まで居たはずのメンバーの姿が誰一人見えない

というか、楽屋には俺と翔太の2人しかいないみたいだ

渡「ん?、あぁ、もうみんな帰ったよ

  涼太結構ねてたからね笑」

俺そんなに寝てたんだ…

えっ、てことは2時間以上はたってるよね?
…え?そんな長い間翔太は…

宮「…俺が起きるの待っててくれたの、?」

  
渡「そうだよ、俺のせいでもあるからっ、」

_ごめんね涼太…。そう言ってうつむく翔太



ねぇ、

そんな顔しないでよ…




宮「…もぅいいよ別に。」

渡「っえ?」

宮「俺、もう起こってないから、、
  だから翔太…、

  
  …もう俺から離れないでっ、」


少しくらい

甘えてもいい…よね?


翔太の顔を見ると、先程までの悲しい顔ではなく。



渡「!、うん!俺ももう絶対離さないから」

_涼太大好き!と言い笑顔をみせて、
俺に抱きついてきた。



あぁ、おれ今めっちゃ幸せだなぁ、



今までのことがおかしく思えてきちゃった笑



宮「ふふ、おれも、しょーたすき、」


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次の日  楽屋にて
?sied

ラ「ねぇねぇあべちゃん、あの二人どうなっ   
  たかな?!、」


あの後が気になっているのか


ラウールは朝からずーっとそればっかりだな笑笑


阿「そうだねぇ、」

そんなことを考えていると、

ガチャっと、ドアの開く音。 

それと同時に聞こえる声。

宮「おはよ……」

渡「おはよ〜、ふぁぁ〜…」

お、二人揃って登場!

阿「おはよー二人とも」

挨拶をすると同時に二人に顔を向ける

佐「あ、国王!おはようございます!
  昨日はよく眠れたでやんすか?!…て、
……っえ!?」

急に佐久間が大きい声を出したのでその目線を追いかける。

阿「ん?どした佐久間…っ!えぇ!!?」

え、ちょっ、

渡「なんだよ佐久間…朝からうるさいぞ」


宮「……しょーた、」

皆んな一斉に二人のところに目を向ける




ラ「あべちゃん…あれ、、」

ラウールは口を開いたまま二人の手元を指差した

阿「(小声)あ、ラウールも気づいた…?」

ラ「はい…。てゆうか、よく見たら…

  だてさんから腕組んでないですか?」

阿「そうなんだよ!」


end…




























  
































  


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