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第7話

ホコリかかった記憶
「…本条さんってさ、大人しいよね。」

僕は屋上の手すりに寄りかかりながら彼女に言う。

「え!そうかな。」

「うん。なんかミステリアスというか…何かありそう」

「そんなことないって!まあ、誰にも言ってない秘密…とかはあるけど。」

「秘密?」

「…ううん!なんでもない!私、変だね、こんな事…」

「本条さん。」

「?」

「…何か困ったこととかあったら僕に言って?…力になれるかわかんないけど」

彼女は驚いたような顔をした。

「…蒼君って本当に優しいんだね。ありがとう」

そう言う彼女の横顔は少し切なそうに見えた。

何かを…感情を押し殺してるかのように。

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有栖川 雨音
有栖川 雨音
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