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第1話

さいしょのはなし
144
2019/07/21 16:07
女子1
女子1
ねーねー、遊ぼー?
あなた

おう、いいぞ…何するんだ?

女子1
女子1
えへへ、ありがとー!
ここは俺が暮らしている孤児院。
それは多種多様、色々な子供が過ごしている。


その子供…その中に
俺も入ってはいるのだが、
もちろんの事、ここに居る子供に親は居ない。


俺はいっつも色々な奴に絡まれていた。



絡んでくる奴は年下が殆どだった。





でも、別にそれは嫌いじゃない。




だって、話すとかだけなら辛くないから。
他人の喜ぶ姿は、見てて気持ちがよかった。



けれども、それじゃないと退屈する。





しかし、突如として異変が起きた。
孤児院に居た子供の中に、奴は存在していた。






所詮、そんなのは都市伝説だと思っていた。






それが恐ろしくなったのか、








俺は孤児院を抜け出した。






そして、親の親…




祖父と祖母の元へと駆け込んだ。





でも、それでも都市伝説は終わっていなかった。







逆に…そこからが、俺が見る悪夢の
始まりだったのかもしれない。

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