あなたのことで色々話したのが朝
昼にはもう昨日のことが報道されてることが
学校中に知れ渡った
教室に向かうとみんな静まり返っている
理事長たちが入ってくる
名誉もクソもあったもんじゃないとか
あなたは言いそうだな、、苦笑
理事長たちは教室を後にする
「「「「「 ヤンクミ!!! 」」」」」
……
こうして私は退職願を理事長に出した
⚠︎竜side
クラス皆で俺らのたまり場に集まっている
俺たちどうすれば良かったんだろ、、
それにあなたになんて言えばいいんだよ……
あなたは大人なんか信じちゃいねぇけど
ヤンクミのおかげで少し変わったと思う
もう二度と大人を信じることはないって
言ってたから、少しでもヤンクミを信じたのは
大きいと思う
そんなヤンクミが自分の知らないうちに
辞めたって知ったらなんて言うのか……
ヤンクミのこともだし、これからのこともだし
話すことが多すぎる
親父とも話さねーとな
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。