第124話

ひゃくにじゅういち
1,113
2021/02/09 12:00
△△ ○○
竜たちただいま〜。
小 田 切 竜 。
お帰り。
日 向 浩 介 。
どうだった?
△△ ○○
OKよ。
小 田 切 竜 。
山口と白鳥先生は分かるけど、よく犬塚と亀山OKしたね。
土 屋 正 光 。
理事長側だろ?
△△ ○○
完全追随してる訳ではないからね。
それに、"教師"としての仕事ってそういうの以上に生徒に勉強教えることの方が大事でしょ?
小 田 切 竜 。
策士だな笑
△△ ○○
まぁこれで乗らない教師もどうかと思うもん笑
△△ ○○
あっ!皆にお願いがあるの。
矢 吹 隼 人 。
何?
△△ ○○
私がバイトなくて皆がいつものとこ行く日は一緒に行きたい。
日 向 浩 介 。
えっ?大丈夫なの?
△△ ○○
皆といれるときに一緒に居たいの。
△△ ○○
まぁあと……
土 屋 正 光 。
んっ?
△△ ○○
この前みたいに気づかないうちに体調崩したら元も子もないなーっていうね。
小 田 切 竜 。
了解。
矢 吹 隼 人 。
ほんとあなたは自分のことに無頓着だからね笑


ちゃんと万全な体制で挑まないとね。



理事長は今のところ絶対勝てると思ってるだろうし?



でも何か仕掛けてきたりするかな??



手段を厭わなさそうだからね。



まぁ頑張るか。




































































数ヶ月後






⚠︎隼人side



元々受験する前からも1日最低2時間くらいは
勉強してたあなた。



まぁじゃないとうちの学校の学年で上位とか
取れないだろうけど。



あの対決が決まってから本格的に本腰を入れて、
俺らといる時でも、家帰った後でもずっと勉強してる。





ほんと凄いよな。



かくいう俺はやりたいことがほんとになくて進路が
決まらない。











⚠︎あなたside




理事長との対決が決まってから数ヶ月。



振り返ると怒涛の日々であっという間だった。



今日は大晦日。



いつの間にか1次試験まで1ヶ月をきっていて。



明日はいつものメンバーで初詣に行くんだ。



楽しみ。











日 向 浩 介 。
明日10時にいつものとこだっけ?
武 田 啓 太 。
そうだよー。
土 屋 正 光 。
隼人寝坊すんなよ?
矢 吹 隼 人 。
分かってる笑
小 田 切 竜 。
あなた、俺と隼人で迎えに行くな?
△△ ○○
了解、ありがとう。















その数時間後、

武 田 啓 太 。
あけおめー!
日 向 浩 介 。
あけおめ!
土 屋 正 光 。
今年もよろしくな。
矢 吹 隼 人 。
あけおめ、ことよろ〜。
小 田 切 竜 。
よろしく。
△△ ○○
あけおめ!ことよろ!


はい、年が開けちゃいました。

























勉強の方はというと、今は1次試験の方に重点を
置いてる。



幾ら2次試験の方が点数の割合が高いといっても
足切りくらったら元も子もないし。



一応今のところ2次試験はボーダー超えるくらい
出来てるんだけど1次がちょいスランプというか
90%の山がどーしても超えらんない。



ボーダーはギリ超えるって感じだけど余裕を持って
93%くらいは取りたいんだよね。



やっぱり足を引っ張ってんのは
理科基礎なんだよなー。



今まで避けてたツケが回ってきた感じ?



いっつも8割しか取れない。



他の教科詰めるよりかちゃんと
理科基礎やるしかないか、



苦手教科やるとかまじ地獄。

プリ小説オーディオドラマ