第134話

ひゃくさんじゅう
1,006
2021/02/20 13:00


⚠︎あなたside

△△ ○○
  よし行こっか。  
小 田 切 竜 。
  忘れ物ない?  
△△ ○○
  あんたは私の母親か笑  
△△ ○○
  大丈夫、忘れ物ないよ。  


私たちは試験会場に向かう。



私はそこまで緊張するタイプではない。



それに、2人が着いてきてくれたり傍にいてくれたり
薬も飲んだから今回は落ち着いている。



合計点数最低91%、出来れば95%を取らないとね。










矢 吹 隼 人 。
  ここ?  
小 田 切 竜 。
  だね。  
△△ ○○
  黒銀の先行たちいんじゃん。  


まじ最悪。

矢 吹 隼 人 。
  理事長がいないだけマシだろ。  
小 田 切 竜 。
  俺らのこと目の敵にしてんの実質理事長だけだしな。  
△△ ○○
  まっいいや笑 
だって私にはこれがあるからね。


昨日竜たちにもらったお守り、
流石に全部はつけきれないから
カバンの中に入れている。
矢 吹 隼 人 。
  じゃーな。  
小 田 切 竜 。
  終わったら迎えに行くから。  
△△ ○○
  うん。  


私は竜と隼人と分かれ試験会場の中に入っていく。



























私は文系だから、社会2科目からスタート。



社会



国語



英語



全てこなし1日目は終了。



手応えはあるかな。



過去問と似たような感じなのもあったし、
大きく変動はなさそう。



自己採点しても問題はなさそうかな。



寧ろ、明日どのくらい取ればいいかの
指標にもなるし。



会場を出て2人に連絡をし待つ。













矢 吹 隼 人 。
  お待たせ!  


やってきた2人。



私は特に情緒不安定になることなく
1日目は乗り切った。

小 田 切 竜 。
  お疲れ様。  
△△ ○○
  ありがとう。  
△△ ○○
  学校どうだった?  
矢 吹 隼 人 。
  いや、山口がさー  
小 田 切 竜 。
  それよりつっちーだろ。  
△△ ○○
  なになに??  


2人は今日の学校の話をしてくれる。

△△ ○○
  山口もつっちーも相変わらずだな笑  


竜と隼人といるとほんとに楽しくて、
自然と笑顔になれる。



この2人がいてくれて本当に良かったって常々思う。

矢 吹 隼 人 。
  今日ね、夜ご飯豚カツだから、  
△△ ○○
  まーじ?  
小 田 切 竜 。
  隼人の親父さんが作ったんだって、  
△△ ○○
  そうなの?  
矢 吹 隼 人 。
  親父料理は上手いからな。  
矢 吹 隼 人 。
  今日持ってきてくれるって、仕事の合間に。  
△△ ○○
  ほんと有難いな  


1日目の夜は、
隼人パパが作ってくれた豚カツを食べ、
明日に備えて少し理科をした後早目に寝ました。






















2日目。



文系受験生あるあるかもしれないけど、
これで理科とは私おさらばです笑



実質1・2ヶ月しか真面目にやってなかったやつが
言うなよって話だけど←














試験会場に着くと昨日と同様黒銀の先行がいて
それを無視して会場入り。



理科



最終科目の数学。















晴れて私の1次試験は終了ー



1・2ヶ月前とは大幅に手応えが違う。



多分、自分の中で課した最低ラインは
突破してるだろう。




明日は学校で自己採点。











土 屋 正 光 。
  あっあなただ  


クラスの中で1番背が高いつっちーが私のことを
見つけた。



はい、まさかのクラス全員で来ました。



全員で迎えにくる こりゃ既視感あんな笑

山 口 久 美 子 。
  お疲れ様!  
△△ ○○
  ありがと。  
△△ ○○
  てかマジさクラス全員で迎えにくるとか既視感あるんだけど。  
日 向 浩 介 。
  竜と隼人の時か、  
小 田 切 竜 。
  あーあったな。  
濱 口 。
  それさえも懐かしいな。  
山 口 久 美 子 。
  よし、じゃあお前ら帰るぞ!  
△△ ○○
  相変わらず1人テンション高いな  















結局この日はいつもの6人で回転寿司に行きました



私の分は5人で分割だって



私分割されるほど食べてねーわ笑

プリ小説オーディオドラマ