「「「「「 おぉ〜!!! 」」」」」
⚠︎竜side
俺は今思い返せば小さい頃から
あなたのことが好きだったのかもしれない
でも幼馴染っていうのもあって
自分の気持ちに気づかなかったというか
無意識に隠してたのかも
一緒にいすぎて、
それが" 好き "って気持ちかどうかも分からなかった
でも隼人のお陰でちゃんと自分の気持ちと
向き合うことが出来て気づけた
あなたが親父にあんなこと言われてただなんて
知らなかった
今までたくさん傷ついているあなたを
俺がこれからも誰よりも守っていきたい
傍にいたい
そう思えた
当事者じゃないから、
あなたの苦しみ全ては分からない
けど、それを少しでも一緒に背負いたい
それを俺は親父に伝えた
⚠︎あなたside
私ちゃんと皆の前で笑えてるよね?
竜が私に何を言うのか分からない
でも私は、仮に" 一緒にいよう "
そう言われても答えることなんて出来ない
曖昧にしてはぐらかす
竜のパパと約束した以上ね
荷造りも進めているところ
でもあれかなぁ
1人でも大丈夫
私は強い
そう思いこもうとしてたけど
私には竜と隼人が居ないと無理
竜と隼人が居ないなら生きてる意味、、、
ないよね
正直、もう限界なんだ
結局生きてたところで
私は幸せになんてなっちゃいけない
もう" 親を殺した "っていう事実から
逃げたいんだ
だから竜と隼人から離れたら "死 " を選ぼうかな
結局私は竜と隼人がいなきゃ所詮何も出来ない
「「「「「 えー!!!!! 」」」」」
結局やる流れになってしまった()
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!