第9話

道枝:ホテルのバスルームで
32,898
2020/06/15 11:27



翌日。







…ピピピピ…ピピピピ…




あなた
…ん
アラームを切るとそこには道枝くん。
あなた
あれ…みんなは?
道枝駿佑
おはようございます。
みんなさっき部屋に帰っていきました!
あなた
そうなんだ…
は〜、ねむい…
道枝駿佑
あなたさん1番最初に寝てたのに。笑
あなた
そ、うだよね…笑
道枝駿佑
それとも夜中寝れんかったとか?
道枝くんの言葉で
ふと夜中の丈くんとの行為を思い出して
思わず顔が熱くなる。
あなた
…えっ
道枝駿佑
…聞こえへんと思ってました?
あなた
えっと…なに、が?
やばい…気づかれてた?
道枝駿佑
ま、ええんやけどさ…


気まずい沈黙。
あなた
…ご、めんね?
道枝駿佑
なにがですか?
返す言葉がなくて
思わず黙り込む…






目の前に来た道枝くんに
頬を包まれる。
道枝駿佑
あなたさんが謝ることなんもないやん。
俺も不機嫌になってごめんなさい。
子犬みたいな顔の道枝くんが可愛くて
私も道枝くんのほっぺを摘んだ。
あなた
…かわいいっ
道枝駿佑
もー!やめてくださいよ。
そう言って笑う綺麗な顔に
つい見惚れてしまう。


道枝駿佑
そんな見つめんといてくださいよ…///
道枝駿佑
僕、シャワー浴びてきますね…
そう言って道枝くんはシャワーを浴びに行った。
あなた
(今日はライブ初日だもん、
私もちゃんとしなきゃ、だな…!)
伸びをして着替えの準備をする。












ガチャッ


道枝くんがバスルームから
腰にタオルを巻いただけの姿で出てきた。
道枝駿佑
あなたさんもシャワー浴びます?
あなた
そ、そうしようかな…
なんとなく目のやり場に困って
バスルームに逃げた。
あなた
(私もシャワー浴びて目覚まそ…)
服を脱いでシャワーを浴びはじめると
だんだん目が覚めてきた。






ガチャッ
あなた
(あれっ、鍵かけ忘れてた?)
道枝くんが入ってきたのが
シャワーカーテン越しにわかった。
あなた
道枝、くん?
どしたの?
勢いよくシャワーカーテンが開く。
道枝駿佑
あなたさんほんま無防備すぎ。
襲われたらどーするん?
そう言って、道枝くんが入ってきた。
あなた
え、ごめ…んっ
背の高い道枝くんが
覆いかぶさるようにして唇を合わせる。
道枝駿佑
昨日さ、夜中に目覚めてん。
ほんま嫌やった。
あなた
…ごめんね。
道枝駿佑
でもさ、あなたさんは俺らのサブマネやし
あなたさんはなんも悪くないやん?
それが仕事やしさ…
道枝駿佑
部屋やって俺とあなたさんの部屋やのにって
俺が勝手に嫉妬して格好悪いですよね…
道枝くんの背中に手を回した。
あなた
ごめん…ごめんなさい…
あなた
ね、道枝くんでいっぱいにして?ね?
背伸びして道枝くんの唇に吸いついた。
道枝駿佑
そんな可愛いこと言うの
反則ですよっ…
道枝くんが噛みつくようなキスを落とす。


唾液が絡み合って
息が苦しい。
あなた
ぁんっ…んんっ…
道枝駿佑
そんな声みんなに聞かせてるんですか?
ほんま嫌んなるわ…
道枝くんがボディーソープを手に取り、
ヌルヌルのそれを塗りつけるように
私の体に手を這わせる。

ローションのように滑りが良くなって
全身が性感帯のように熱くなる。
あなた
んっ…気持ち、い…
胸を円を描くように揉みしだかれ、
道枝くんの手と突起が擦れるたびに
喘ぎ声が漏れる。
あなた
ひゃっ……ぁんっ、
道枝駿佑
あなたさん可愛い…
ヌルヌルの指で何度も胸の突起を
擦り上げられ、
無意識に腰が動く。



私はタオルの上からでもわかるくらい主張している
道枝くんのモノをギュッと握った。
道枝駿佑
…あっ、あかん…
道枝くんのタオルを取り払い、
しゃがみ込んで道枝くんのモノを口に含む。

細い身体の割に大きなソレを
根元からツーっと舐めあげると
道枝くんから甘い声が漏れる。
道枝駿佑
んっ…やば…
唾液を絡ませながら
喉の奥まで咥えこみ、
絞り出すように何度もモノを扱く。
道枝駿佑
ちょ…ほんまダメですって…あっ、ちょっ…
出そうになるところで
根元をギュッと握る。
道枝駿佑
ちょ、なん…で、
懇願する顔が可愛くて愛おしくて
思わず唇を重ねた。
あなた
道枝くんが、欲しくなっちゃった…
そう言って、道枝くんの手を
敏感な割れ目に導く。


ボディーソープがついたままの指は
滑らかに中へと入っていった。

道枝くんの長くて綺麗な指が
自分の中に入っていると思うと
すごく興奮する。
道枝駿佑
あなたさんの中めちゃくちゃ熱い…
道枝くんの指がある一点をかすめると
思わず声が漏れてしまう。
あなた
ぁあっ…そこっ、だめっ
道枝駿佑
ここ?
いいところを見つけられ、
集中して攻められる。
道枝駿佑
ここも好き?
道枝くんは左手で外の突起を
ヌルヌルした親指で何度も擦りながら
右手で中を攻め立てる。
あなた
だ、めっ、も、イっちゃう…
頭が真っ白になり、絶頂を迎えると
立っていられなくてその場に座り込んだ。
道枝駿佑
ごめん、もうやめとこか…
あなた
ぃや、待って…
私は立ち上がって壁に手をついた。
あなた
大丈夫だから…キ、て?
道枝駿佑
そんなん断れへんやん…っ
道枝くんは右手で私の右足を膝の下から持ち上げ
熱くなったモノを中へと入れた。
あなた
はぁっ、ぁんっ…!
立ちバックの形で
右脚を持ち上げられ
後ろから思い切り腰を打ちつけられる。

狭い浴室に、肌が重なる音が響き渡る。
道枝駿佑
はぁっ、やばい…
一度道枝くんのモノが抜かれて
向き合うように体を回される。

そしてお互いに唇を求め合う。


また膝から脚を持ち上げられて
向かい合う形で挿入された。
あなた
あんっ、も、おかしくっ、なる…
何度も何度も奥を突かれて
絶頂が近づく。
道枝駿佑
俺も、もっ、イきそ…
抱きしめ合ったまま
速く強く奥を攻められて、
足先に力が入る。
あなた
ぁあんっ!イく…!イ、っちゃう!ぁん!
道枝駿佑
イ、くっ…
道枝くんは果てる直前に抜いて
白濁した欲を私のお腹にぶち撒けた。
































道枝駿佑
あなたさんが可愛すぎて
あかんかった…///
行為後、シャワーを浴びながら道枝くんが言った。
あなた
道枝くんのほうが
可愛かったけどね?
道枝駿佑
あー、俺今日頑張れそうや!
あなた
ふふっ、私も!



ふたりして笑いながらお互いの身体を拭く。
そんな全国ツアー初日の出来事。























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時系列バラバラですみません!

その時の気分で書きたいこと書くので
今後も時系列バラバラになりそうです。


そして、前回のお話に
感想コメントありがとうございました!

コメントのお陰でやる気倍増で
連続更新しちゃいました。笑

皆様の感想が作品の源なので
コメントお待ちしております🙇‍♀️

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