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恋のカタチ 第2弾は
“くもりの日の恋”
水アレルギー 雨の日に外に出れないあなた
日光アレルギー 晴れの日に外に出れないカレ
しかも、あなたの家は太陽、カレの家は水の神様を信じている・・・
この2人の、恋の行方は!
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それではプロローグを・・・
「うっ・・・」
あれは、幼稚園で、雨に打たれた時だった。
身体中が赤く腫れ上がる。
「大丈夫?」
先生の声。
「なにがあったの・・・」
親友(今も仲がいい)の声。
私は救急車に運ばれ、水アレルギーだと診断された。
「太陽の女神様を信じれば、大丈夫よ!」
うち、日野家は太陽の女神様を信じる家・・・
太陽の女神様を信じても私は辛いことがたくさん・・・
幼稚園卒業時に私は親の都合で引っ越した。
そして私はこの地に再び帰ってくる・・・
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。