ジミン :side
…。
後ろから、
あなたさんと、グガの笑い声が聞こえてくる。。
正直言うと、
すごい羨ましい。
かといって、行けるわけがない。
ただ、、、
あなたさんは、僕の大切なチングを救ってくれた。
あなたさんがいなかったら、テヒョナはどうなってたんだろう。
考えるだけで、心が痛くなる。
そして、さっき見たあなたさんの腕。
マフラーやその上のタオルまで真っ赤に染まっていて
どんな状況なのかすぐに分かる。
そんな危険を侵してまでも、テヒョナを救ってくれた。
僕は思った。
こんなことでくよくよなんか、してられない。
これを機に、今まであなたさんへしてきた悪い行いをしっかり反省して、
テヒョナの件も感謝を伝えなきゃいけない。
ていう理由がひとつで、
本当は
あなたさんと仲良くなりたい。←
ああああ、、、、/////
こんなの
恥を捨てて行くしかないだろって…。
いや、ちょっと待てよジミナ。
今までのあなたさんの行動から性格を分析しろ、。
かなり、、塩っぽくて
素っ気ない感じだぞ?
もし、僕が行ったところで、
『だから何?』
とか
『あんたなんかと友達になりたくねぇわ』
とか
『話したくもねぇよ、チビ←』
とかとかとかとか
なんて言われたら、僕立ち直れないよ!?!?!?
…
…ま、まぁ、それでも……行きますけどさ……。。。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。