第88話

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14,458
2021/01/08 22:49





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ジョン
ジョン
おっちゃん、〇〇ホテルまで!
〇〇
んー、了解!!

















タクシーに乗り、ホテルまで行く。





























車が動き出して

しばらく無言が続いたがそれを破ったのはジョンだった。







ジョン
ジョン
お前さ、
ジョン
ジョン
今なら俺になんでも言っていいぞ…?
U
U
ジョン
ジョン
おいで?






私を見ながら

まるで全てを見透かしたかのように話すジョン。









そして、優しく手を引っ張られ

私はジョンの体に包み込まれるような形になる…。


























U
U
明日仕事出来なくてごめんね…)))
ジョン
ジョン
ちげーだろってㅋㅋㅋ






.




ジョン
ジョン
俺分かってるからさ、全部吐き出せよ















U
U
U
U
私ね自分の足がこうなった事、全然後悔してないの。むしろ良かったなって、…いや、良くはないんだけど。←)小さくて可愛いシウンちゃんを守れて、お母さんがそれを見て泣き崩れる姿を見て…。親子ってなんでこんなに儚いんだろうって…。見た?あのシウンちゃんの笑顔とお母さんがの笑顔。そしてさ、私にもニコってしてくれて、更には私みたいになりたいって…。そんなこと言われたの初めてだよ…。それがさ、嬉しくてさ。小さな命を救えてほんとに嬉しかった。やっぱこの仕事しててよかったなぁって…。





U
U
でも、それと同時にやっぱり親子って良いなぁっ、憧れるなって…、。私もオンマ、アッパともっと一緒に居たかった…ッ…、、もっと笑い合いたかった……、それが何だか悔しくってさ…


ギュ))




私をさらに強く抱きしめジョンが口を開いた。







ジョン
ジョン
うん。あなたがそう思ってるだろうなって俺も分かってた。
ジョン
ジョン
でもさ?考えてみて?。あなたが居なかったらあの親子は一瞬にして離れ離れだぜ?あなたは、あなたの憧れる親子っていう存在を守れたんだぜ?
U
U
ジョン
ジョン
もう、過去には戻れないし考えても何も変わらないんだ。だからさ、これからはあなたの憧れる"親子"っていう形を守って行くことがあなたにとっても、その親子にとっても幸せなことなんじゃね?
ジョン
ジョン
それに、そんなに親が恋しいんだったら、俺がさ親代わりになってやるからさ!)←
U
U
…う、うん、
U
U
最後のはよく分からなかったけど、(←
なんかちょっとスッキリしたかも…ㅎㅎ
ジョン
ジョン
まぁな、2歳も年下のあなたちゃんには少し難しいかもしれねーけどㅋㅋ
よちよーち(。-∀-)
U
U
は、精神年齢は私の方が高いからㅋㅋㅋ
ジョン
ジョン
…っふはㅋㅋ












U
U
あーあ、シウンちゃん可愛かったな……
ジョン
ジョン





































そうして私の意識は消えていった


















🙋‍♀️自分で書いておいて、ジョン君の『おいで?』にやられました、主です。

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