第30話

30
17,830
2020/12/09 11:14



.


























U
U
1つお聞きしますね?















U
U
誰かBTSの皆さんのカバンを触った人はいますか?





大きい声で言ったせいか、

一瞬で楽屋内は静まり返った









JK
JK
何言ってるn.....
U
U
すみません、静かにしていて貰えますか?
JK
JK
JH
JH
なにあいつ…)))









U
U
誰も触っていないんですか?


そう言って私は



あるカバンの前に立つ




U
U
このカバンに。
RM
RM
お前がここに荷物置いたんだろ?
こんなことやるのお前しかいないじゃないか。
SG
SG
そーだよ、自作自演みたいな?ははっ…
U
U
私だと思います??笑
U
U
変な事は言わないでください
RM
RM
SG
SG
U
U
私が持ってきた時は誰一人チャックが空いていませんでした
U
U
そして、今はこのカバンのチャックは空いています
そう言ってカバンを指さす。




彼らは練習から帰ってきたばかり。




そして位置から考えてきっとまだカバンには触れてないだろう
U
U
BTSの皆さんは何か心当たりありませんか?









RM
RM
特に
TH
TH
ない
SG
SG
ねぇよ
JK
JK
ない
JH
JH
ない
JN
JN
別に
JM
JM





なるほど、あの人のカバンね。


(あーあ、名前なんだったっけあの人、覚えておけば良かったよ…)←え、そこ?




まぁ、とりあえず…







U
U
すみません、少し失礼します





私はひよこみたいな人の方を見てそう言い、

チャックを開いた







TH
TH
っ、おい!何しているんd.....
まぁ、そんなに焦らずに…笑








えーと、これこれ…



私はその白い封筒を引っ張り出した。





TH
TH
!!
U
U
誰が入れたかって聞いているんですけど…
JM
JM












あの人だけずっと下向いてる



やっぱり、ずっとされてたのかな…











ーーー

私は向きを変え、

メイクさんとスタイリストさんがいる方を向く

U
U
あれ、誰もしてないんですか?
U
U
言わないなら私が当てますね^^*




一人一人の行動や目線を確認する




みんな同じように立っているけど





こんなことくらいすぐ分かる。









あ、見っけた…笑



そうして私は1人のメイクさんの前に行く







all
!?
U
U
あなたですよね


いかにもそんなことをしなさそうな


小柄で優しそうな人。



メイク
違うわy...
U
U
あんたでしょ?




強い口調でいい、更に楽屋内の雰囲気が悪くなっていく








メイク
そうよ…
メイク
私がジミンちゃんに愛の手紙を送っていたのよ!
メイク
だって、誰よりも大好きだから…
メイク
やっとメイクになれたと思ったけど
メイク
彼は私に気づいてない
メイク
だから私は…
そう言って、


ポケットからカッターを取り出す彼女




all
!?!?!?!?








メイク
あなたの瞳に入りたかっただけなのに…ふふっ




そして彼をめがけて走っていく______
SG
SG
ジミナ危ない…!!





















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