第82話

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2021/01/07 13:17












ジョン:side





あなたは、パ○コを俺に押し付け

全速力で走っていく




それも、

目の色を変え

顔を真っ青にし、不安や悲しみなど複雑な表情で。







初めて見る、こんな表情……、、、







ジョン
ジョン
…っ、おい!!!!







俺の声は今のあなたに絶対に届いていないだろう







あなたは道路に向かって一直線。












そして、左からは全速力で走行するトラックが。











やばい…




俺もそう思い、急いで向かうが



その時、なぜあなたが走っているのかが分かった。




























〇〇
っ…シウン_____!!!!!!













流石に間に合わない。




どれだけ足の速いあなたでも流石に距離がある_________。











































そして、目の前で


…少し鈍い音と一緒にトラックが止まった……、。















































































俺は頭が回らず、何を先にすべきなのか混乱していた。

しかし、その場に崩れ倒れる母親と思われる人。


俺は急いで寄り添った。



ジョン
ジョン
大丈夫ですよ、
娘さんはきっと…ご無事です、。





自信も確信も無いのに、

なぜかこんなに言葉が出てきた。




正直俺も不安だ…、。





ただ、あなたなら何とかしてくれているであろう。

というバカバカしすぎる期待しか持てなかった。







でも、もしかしてあなたが__________。








と考えると俺も声が震えて足がすくむ…。



だが、今はそんなことを思っている場合ではない。

俺が今できることをしないと…。





ジョン
ジョン
立てますか?一緒に行きましょ?





そう言って女性の肩を掛け前へ歩いていく。













涙を流しながら歩く女性。











































そして、そこには













ガードレールの近くに
































うずくまり、膝部分から大量の血を流すあなたと

そのあなたの体に収まる小さな女の子の姿があった。











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