BTS:side
嵐のようにロイが来て、そのまま女を連れていった。
そして、沈黙か流れる
…
何かと気まずい雰囲気になり
そのまま誰も何も言わず
また、それぞれの自由時間になっていった。
ロイ:side
あなたが風呂からあがったらしく、
そのまま下に降りていくと…
いや、おい
なんて格好してんだよ、おい
可愛いじゃないかよ、おい
そんで、ちょっとエロいんだよ、おい
嫉妬すんじゃんかよ、おい
そんなことを考えて頭がいっぱいになり
なんと言っていいかわからず、
こんなあなたの姿をBTSに見られたくなかった俺は
気づけばあなたの手を取り部屋に向かった。
そして2人だけの廊下で
俺は口を開いた。
え、まぁとは。
というか、こいつ何も感じてないの?
ここにいるんですよ…)))
そうしてまた俺が話しかけようとした時、
ガチャッ))))))))
あなたがドアを開け
ジョンに抱きついた。
ちぇっ、俺とあなたの時間が…
そんでもって、ジョン照れるな。
顔に出すな。
もっとムカつくから。
嫉妬するから。
まぁ、ジョンの気持ちもわからんことも無い。
だって、そんな格好だもんねあなた。
そりゃ、抱きつかれたら
色々と、まぁ、色々と(意味深)思うこともありますわな。
ただ、あなたは、無自覚激カワ天使っていうわけだから。(←うん、え?
俺とジョンは顔を見合わせ苦笑いをし
きっと何を聞いてもこんな感じだろうと思い、
とりあえず、3人で明日の音楽番組の予定を確認し始めた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!