家を飛び出したのはいいものの
渡辺くんはどこにいるのやら、、、
らう、ありがとう
何度も何度もそう思った
らうに出会って正解だったのかも
"恋は素晴らしいもの"
らうのおかげでわかった。
らうにたくさんのことを学んだ
らうは人を変える力がある
そんならうに私は惹かれた
そして、そんならうに恋をされた
不思議でしかない
渡辺くん、こんな私でいいのかな
1回フッちゃったけど、まだ間に合うかな?
好きって言ってもいいかな?
どんどん溢れる渡辺くんへの思い
すると、
渡辺くんは公園のベンチに座っていた
驚いた顔でこちらを見てきた
ちゃんと言えた
初めて、言えた
その答えはもちろん、、、
これしかない
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。