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みんな集まったところで
早速パーティーの始まりです
パーティーって言っても4人で
夜ご飯食べるだけ "
私は一人暮らししてて
しんちゃんも一人暮らしだから
二人で一緒に料理作りました
普段自炊してるので (( どやぁ
いろんな種類の料理作ったので
しゅうちゃんも実彩子先輩も喜んでくれました
実 [ そういえばあなたちゃんさ! ]
実 [ 私に敬語で話すのやめよーよ! ]
『 え、いいんですか? 』
実 [ 全然いいよ! うぇるかむだよ! ]
『 えっと、じゃあ、ためでいきます、 』
実 [ うんうん! ]
実 [ あと呼び方も! ]
実 [ 真司郎と秀太みたいに呼んでよ! ]
『 うのちゃん?みさちゃん? 』
実 [ え、どっちがいいかな!? ]
秀 [ 俺ら下の名前だからみさちゃんだな ]
実 [ じゃあみさちゃん! ]
『 みさちゃん! 』
実 [ かわいいいい、 ]
そんな他愛のない話してたら
いつの間にか8時半
秀 [ もうそろそろ暗いな ]
「 俺は今日実家に帰る 」
『 あ、しんちゃん帰るの、? 』
「 ちゃんと卒業したって報告しなきゃなと 」
『 そっか、、そうだよね、 』
「 何?泊まって欲しかったの? 」 (( にやっ
『 、、、うん 』
「 は、? 」
「 また俺襲うかもしれないよ? 」
『 だから今日、全然触れてくれなかったんだ、 』
「 あ、いや、別に、 」
『 しんちゃんに片思いしてた時みたいな気持ち 』
「 え? 」
『 すぐ隣に居るのに触れられない 』
『 触れてもらえない 』
『 すごく胸が苦しいの 』
「 、、 」
「 本当にいいんだ? 」
『 うん 』
「 じゃあ今日は帰らないから 」
「 何言っても止めないし何されても止められない 」
「 いいな? 」
『 うん 』
実 [ 私達は帰るね、? ]
秀 [ あなたちゃん、頑張れ ]
秀 [ はじめてなんだろ? ]
秀 [ 絶対に優しくしてあげろよ ]
「 無理かもしんない、 」
秀 [ は、? ]
「 もう俺、結構我慢した、 」
秀 [ うん ]
「 ずっと、耐えてきたんだ 」
秀 [ その気持ちもわかるけど ]
秀 [ そこであなたちゃんが苦しみながら
シてんのは嫌だろ? ]
「 嫌だ、 」
秀 [ 頑張れ、真司郎なら大丈夫だから ]
「 あぁ、傷つけたくない、怖い、、 」
秀 [ あなたちゃんは頑張ってくれるよ ]
「 、、、おん 」
秀 (( 背中ぽんぽん
「 ありがとう、秀太 」
秀 [ おう ]
そんな男の子達の会話は聞こえてない女子達
女子は女子でお話してました
実 [ 大丈夫大丈夫 ]
『 また怖くなってしんちゃん突き飛ばしたら
どうしよう、 』
『 またしんちゃん傷つけたらどうしよう 』
実 [ 真司郎はきっと優しくしてくれるよ ]
『 ずっと我慢させてしまったから、 』
実 [ そっか、 ]
実 [ 大丈夫大丈夫 ] (( ぽんぽん
『 うぅ、 』
実 [ じゃあ、帰るね ]
秀 [ じゃーな? ]
『 うん、今日はありがとう 』
「 また今度な 」
秀 [ おう ]
実 [ ばいばいっ ]
『 うんっ 』
「 あなた 」
『 は、はい 』
「 風呂はいってきな 」
『 うんっ 』
覚悟決めて、
大丈夫だって自分に言い聞かせて。
それからしんちゃんもお風呂入って、
二人とも無言状態
どうなるのかな、、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。