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與真司郎side
今日は24日
あなたと約束してた日。
クリスマスイブ。
あなたとゲームして、お昼ご飯食べ終わった頃
ちょうど秀太が遊びに来ました。
それから三人で すまぶら してた
あなたが苦手なのにしたいって "
秀太はまあまあな ゲーマー で。
そりゃ俺でも勝てない。
あなたが秀太に教えて!とか言って。
秀太は無自覚なんだろうけど、
秀太があなたを ばっくはぐ (?)状態で
教えてやってんの。
あなたは顔を赤くして照れてる
秀太が教えてることも全然聞いてないみたい
はあ
二人とも悪くないってわかってんのに。
こんなに嫉妬する自分が情けない
それからさっきのことがたまに頭に浮かんで
あなたに冷たく接してしまう
もう嫌だ。
それから宇野も遊びに来て
4人で夜ご飯食べるって話になったんだけど
秀太と宇野が二人でケーキ買いに行ってくれたから
まああなたと二人きりになるわな。
『 しんちゃん 』
「 何? 」
『 やっと二人きり〜 』
「 そーだね 」
『 なんでそんなに しお なの 』
「 別に 」
『 、、、 』
「 夜教えてやるよ 」
『 うん、 』
もー
本当はこうやって接したくないのに
あなた、。
それから二人が帰ってきて
4人で仲良くご飯食べてたけど
あなたはどこか暗くて。
あぁ、俺のせいなんだろうな。
どうしよう。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。